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ジャニーズ忖度番組だった『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)が、ついに門戸開放に踏み切ったようだ。
9月7日のジャニーズ事務所の会見で、Mステにジャニーズと競合する男性グループの出演が少ないこと、逆にジャニーズグループは毎回のように出演していることなど〝ジャニーズ忖度〟があると指摘され、東山紀之新社長は「(忖度は)必要ない」と明言していた。
確かにMステのジャニーズ忖度は、実際に起きていると言えそうだ。
例えば9月8日放送には『Snow Man』、8月25日には『SixTONES』、8月4日には『関ジャニ∞』『Kis-My-Ft2』『King & Prince』が出演している。
対して、7人組ダンス&ボーカルグループ『BE:FIRST』やグローバルボーイズグループ『JO1』は昨年の『NHK紅白歌合戦』に出演したのにもかかわらず、いまだMステへ出演していない。
忖度問題が指摘されてから数日後、ついにMステが動きを見せた。BE:FIRSTが番組に出演する方向で話が進んでいると発覚したのだ。
そもそもMステに出演するメリットはある?
「BE:FIRSTの出演が実現すれば、ここから門戸開放されていくことになるでしょう。ただMステの忖度問題はジャニーズに限らず、AKBグループや坂道グループ、さらには韓国のアイドルグループなど多岐にわたります。2018年、BTSに〝原爆Tシャツ騒動〟が発覚した際、Mステだけが出演をキャンセルしました」(芸能ライター)
そもそもBTSキャンセル騒動で、Mステが音楽番組として機能していないという意見も多かった。
BTSのキャンセル発表された当時、脳科学者の茂木健一郎はツイッターへ《日本のテレビ局は、世界やネットの中で変わりゆく自分たちの立ち位置を考えた方がいいと思う》《むしろ、BTSに出演してもらって、番組内で、この問題についてのわだかまりを解くような一言を放送できたら、ものすごく価値が生まれたのに》と投稿している。
またジャーナリストの津田大介氏は《政治とマスコミの反応するトーンが1つしかないのがマジで恐ろしいね》と、その状況に警鐘を鳴らしていた。
テレビ朝日は、10日放送の情報番組『サンデーLIVE!!』にてジャニーズの会見をスルー。3日の放送まで東山が司会を務めていた
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