左から、井ノ原快彦、東山紀之、藤島ジュリー景子氏、木目田裕弁護士 (C)まいじつ
ジャニーズ事務所の名称変更問題が議論されているが、果たして名前さえ変えればいい問題なのだろうか?
9月7日に行われた記者会見で、新社長就任を発表した東山紀之は、今のところ事務所名は残すと発表。今後、事務所名を変更する可能性があるとも発言し、名称問題は尾を引く様相を見せている。
これについて、同日放送の『よんチャンTV』(MBS)に出演した『NEWS』小山慶一郎は、所属タレントに名称を残すか否かのヒアリングがあったことを告白。「僕は残して欲しいと言いました」と明かしたが、「今は残すとなってますが変わるかもしれない」と含みをもたせた。
だが、翌日放送の『ゴゴスマ-GO GO!Smile!-』(TBS系)に出演した『A.B.C-Z』河合郁人は、号泣しながら「ジャニーズという文字を見るだけで不快に思ったりフラッシュバックしてしまう方がいる」「僕個人の中では変えた方がいいのではないかと思う」と発言している。
関西ローカルの番組では『ジャニーズWEST』中間淳太も「私自身も変えるべきだと思っていますし、ジャニーズWESTの名前がなくなる覚悟もできています」などと複雑な胸中を語った。
「事務所名については、ジャニーズ性加害問題当事者の会でも見解が分かれている。会長の平本淳也氏は、7日の会見で『社名を変えて救われるならそうしてください。逆に救済、保障につながらないのであれば何もしないでください』とコメントしていました。
他方、元『忍者』の志賀泰伸氏は『変えるべきだと思っています』とし、橋田康氏は10日の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で、『ジャニーズ事務所っていう名前として、本当に悪いことをしました、被害者の方々と対話していきますっていう意味合いでしたら潔いと思います』と評価しています」(芸能ライター)
元幹部の飯島・滝沢両氏が赦されている謎
他方、世間や評論家からは「事務所名を変えれば済む問題ではない」との指摘も相次いでいる。しかし、元タレントたちの現状を見ると、事務所の変更さえすれば赦されているのも事実だ。
「性被害はJr.に行われたことですが、そのJr.をマネジメントしていた飯島三智氏と滝沢秀明氏は、現在も芸能事務所を運営していながら、全く責められていません。
飯島氏は2010年から退社する
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