『ドラゴンボール 完全版』1巻(鳥山明/集英社)(C)まいじつ
天下の『ドラゴンボール』が消費者を騙すような商売をしたとプチ炎上している。
話題となっているのは、フィギュア商品「ドラゴンボールアライズ」シリーズの最新作「最長老」だ。
「ドラゴンボールアライズ」シリーズはこれまでに、ピッコロ大魔王が生み出した魔族の「ドラム」や、フリーザの父親「コルド大王」、無印時代のキャラ「鶴仙人」など、ニッチなキャラを立体化してファンから喜ばれてきた。
その代わり、お値段は3万円弱となかなかのもの。
最新作の「最長老」も、これまでそうそう立体化されないキャラとあって、多くのファンが飛びついたが、お値段はなんとこれまでの相場を遥かに超える5万3350円(税込)。
そしてこの超高額商品がなんと、消費者を騙すような売り方をしていたという。
「いままで『ドラゴンボールアライズ』シリーズは多くの場合で、2種類のカラーを用意。アニメ版カラーと、原作版カラーといったように差別化されています。
ところが今回の『最長老』はアニメ版カラーの1種類のみで販売されました。まあこれだけなら問題ないのですが、アニメ版カラーが完売した後に、なんと原作版カラーの商品を販売し始めたのです」(アニメライター)
「 選択肢を与えないやり方が本当に気に入らない」
これまでは2種類同時に販売し、好きな方を消費者に買ってもらうシステムだった。しかし今回の売り方では、選ぶことができない。原作版カラーが好きなのに、アニメ版カラーを買ってしまった消費者は悲鳴をあげている。
「先に買った商品をキャンセルすればいいと思う人もいるでしょうが、商品の注文ページには、赤い太字で『※ご注文後のキャンセル対応はいたしませんので予めご了承下さい』と記載されている。
また『※ご連絡をいただいても計2回以上キャンセルをしたお客様は、今回(今後)の受注・抽選販売には参加できませんので予めご了承下さい』とも。
つまり基本的にキャンセルはできず、仮にできてもペナルティーが発生するのです。どうしても原作版カラーが欲しい人は、もう5万円払って買うしかありません」(同・ライター)
このやり方にSNSでは《今までアライズシリーズはよく購入してきたけど、今回の最長老を最後に二度と購入しない。 選択肢を与えないやり方が本当に気に入らない》《いきなり明日予約開始します
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