堺雅人 画/彩賀ゆう(C)まいじつ
堺雅人主演の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)には、たびたび〝赤いコートを着た女性〟が登場する。その怪しさから視聴者の注目を集めており、ネット上では〝二階堂ふみ〟に疑いの目が向けられている。
渦中にある女性は、第1話から確認できる。主人公の乃木憂助(堺)が誤送金してしまった約130億円を取り戻そうとバルカ共和国へ渡り、GFL社社長のアリ(山中崇)とともにバルカ国際銀行を訪れた際、赤いコートの女性は現れた。
1回目は乃木が銀行の外で待機している時。2回目はアリが銀行から乃木の元に戻ってきた時のことだ。女性は2回とも後ろ姿しか映っておらず、顔は確認できない。だが、ただのエキストラにしてはコートがやたらと派手で、短時間で2回も登場しているのが気になるところだ。
さらに乃木がバルカの街を歩き、民族衣装を身に纏ったドラム(富栄ドラム)とぶつかるシーンにも、赤いコートを着た女性が映り込んでいる。姿形こそぼやけていてはっきりしないが、確かに赤いコートの女性が乃木たちの後ろを横切っていた。
「ここまで何度も現れるとなると、視聴者が怪しく思うのも無理はないでしょう。果たして彼女は何者なのか、赤いコートは何を暗示しているのか…。謎を残したキーパーソンとして、ネット上で騒がれているのです」(ドラマライター)
薫と乃木の身長差から導き出された説は…
その正体として視聴者の間で名があがっているのが、二階堂ふみ演じる柚木薫だ。彼女は世界医療機構の医師で、ひょんなことから乃木たちと行動を共にすることに。そんな彼女がなぜ疑われているのか、理由はいくつかあるようだ。
「まず1つ目は『VIVANT』のキービジュアル。そこにはスーツを着た乃木や野崎守(阿部寛)らと並んで、赤いドレス姿の薫が映っていました。またバルカ国際銀行のシーンで登場した女性は茶色いブーツを履いていましたが、実は第1話で薫が履いていたのも同じようなブーツ。しかも銀行で乃木とすれ違った女性は彼よりも身長が低く、薫と乃木の身長差なら合点がいきます」(同・ライター)
また8月20日に放送された第6話では、乃木と薫が急接近する展開が描かれた。かねてより乃木が薫に好意を寄せている描写は見られたものの、同話では薫が乃木に「私のこと好きなんですか?」と執拗に好意を確認。唐突なラブ展開は実は、薫の何かの作戦の伏
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