堀江貴文 (C)まいじつ
8月24日から始まった福島第一原発の処理水の放出について、実業家の〝ホリエモン〟こと堀江貴文氏が持論を展開。賛同の声が相次いでいる。
福島第一原子力発電所にたまるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水は、基準を下回る濃度に薄めて海洋への放出が始まった。
岸田文雄首相は「IAEA(国際原子力機関)としても、連日高い頻度での東電福島第一原子力発電所からのモニタリングデータのライブ発信をはじめ、国際社会が利用できるさまざまなデータの公表など、透明性の向上に資する取り組みを実施していく予定だと承知している」などと説明している。
しかし、中国が日本産の水産物を全面禁輸するなど、この対応には国際社会を含めて賛否が飛び交っている。
そんななか堀江氏は、8月25日に自身のYouTubeを更新。一部が原発処理水の放出を騒ぎたてていることに異論を述べた。
堀江貴文氏が“難癖”に反論
堀江氏は「放射線、放射性物質というのは人工だろうが天然だろうが同じです」と述べ、「俺がいくら説明しても『堀江さんの言ってることは、科学的には正しいと思うんだけど、感情的には受け入れられない。それってどういうことですか』みたいな」「一度汚れてしまったものはいくら洗浄しても元に戻りませんみたいな、日本伝統の汚れの思想がすごく影響してる」と怒りをにじませた。
さらに続けて「トリチウムなんかが含まれてる処理水は、自然の放射線よりも放射線が出ないような状況にまで十分に薄めている。環境に最大限配慮をして放出しているし、文句言うのは本当に難癖」とし、「いつ流したって文句を言われるのだから、政府も毅然とした対応してほしい」と持論を述べている。
動画は公開から4時間で17万回再生され、大きな反響を呼んでいる。
視聴者からは、《最高にいいね。痺れる》《叩かれるの怖くて言えなかった。ありがとうございます》《ちゃんと日本のこと考えてくれている。東北民としても嬉しいです》といった称賛コメントが寄せられている。
Source: まいじつ2
コメント