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7月末でテレビ朝日を定年退職した玉川徹氏の去就が注目されている。
現在、玉川氏は、テレビ朝日系の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』に局員時代から継続して出演中。フリーのコメンテーターとして活躍しているが、各芸能プロから引く手あまただという。
一部ではその去就について、羽鳥の所属する事務所・テイクオフ、大手芸能プロ・ホリプロ、吉本興業に所属する可能性を報じられている。
「行き過ぎ発言はあるにせよ、ズバズバと意義を申し立てるコメントが評価されている。テレビ出身のコメンテーターは総じて、出番ほしさに当たり障りのないことしかいわない。それを考えれば玉川氏は貴重な存在。芸能プロも異色コメンテーターとしてほしい存在でしょう」(芸能ライター)
玉川氏は京都大学農学部卒、修士課程の農学研究科を経てテレ朝入り。古くから玉川氏を知る大学教員は、「空回りも多いのですが、正義感がある庶民派。持論は曲げない人」と語っている。
玉川徹氏が“口撃”するマイナンバーカード問題
玉川氏が〝口撃〟の対象にしているのはマイナカードと健康保険証の合体だ。玉川氏は「羽鳥慎一――」で「オレは病気もクスリもバレるのが嫌だ」と明言している。
「玉川氏は5年間有効の『資格確認書』に年間241億5900万円かかることを無駄と語っていますけれど、これは一部分のこと。玉川氏は現行の保険証を、マイナカードと一体化することを危惧。保険証は、個人の生活実態を把握できる証明書だからです」(朝刊紙記者)
マイナカードになると病院受診の日時や、処方薬がわかる可能性がある。さらに保険証を通して、個人の経済事情もバレバレ。
「保険料、住民税、年金も払っているかまで調べられます。こうした情報を得るために銀行、生保、不動産などは、必ず保険証の提出を求めます。銀行は個人融資では、保険料や住民税の額で貸すかどうか決める。玉川氏がこうした情報がマイナカードで一体化すると、もっと多くの情報が筒抜けになるのを心配しているのです」(前出の大学教員)
玉川氏といえば、電通への発言が問題となり、10日間の謹慎処分をくらったこともある。歯に衣着せぬ物言いが人気だが、今後は他局でもその姿が見られるのだろうか。
Source: まいじつ2
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