(C)Roman Samborskyi / Shutterstock
7月からテレビ東京系列で始まった、ドラマ『初恋、ざらり』が注目を集めている。
ドラマは小野花梨と風間俊介のW主演。さすがは「攻めてるテレ東」が誇る深夜ドラマであり、口コミで話題を呼んでいる。
「軽度の知的障害を持つ上戸有紗(小野)は場末のキャバクラのようなところで働き、男性客に毎日トイレに連れ込まれ、性処理をさせられるのです。彼女は『自分にはこんなことしかできないのか』と自問自答する日々を送ることからはじまります」(ドラマライター)
これではいけないと思った有紗は一念発起。アルバイトとして配送会社に勤めることになる。会社でミスを連発する有紗に対して、先輩女性は怒り心頭。それをかばい、フォローするのが先輩の岡村龍二(風間)だった。
「有紗は優しい岡村にどんどん惹かれ、彼女のほうから『好きです』と告白。岡村は10歳以上も年が離れていることから、『こんなオヤジが…』と悩むものの、交際をはじめるのです」(前出・ドラマライター)
やがて2人は同棲をはじめるが、ここで大きな問題が出てくる。有紗は岡村に知的障害があることを明かしておらず、仕事先でも家でも失敗を続けているのだ。
「攻めのテレ東」今回はバッドエンド?
「ある日、有紗は自分が軽度の障害者であることを告白。それに岡村はショックを受けます。有紗は障害者手帳を返却し、健常者として生きたいという希望を語るのです。岡村には予期せぬ事態で戸惑うばかりです」(同)
その後岡村は、有紗の母親・上戸冬美(若村麻由美)を訪ね、手帳返納の考えを伝える。すると冬美は「あんた、あの子の面倒を一生見てくれるの!」と激怒。岡村は返す言葉もなく、自分の甘さに気づくというのが、8月11日に放送された第6話までの展開だ。
「テレ東は7月に終了したドラマ『さらば、佳き日』で、お互い愛し合う兄妹が、本当の夫婦になるという驚きの結末を描いて話題になった。そこから考えると、今作もお互いの気持ちが通じて結婚かも…」(同)
原作は完結済みの同名漫画だが、もっとも「攻めてるテレ東」に、すんなり結婚という筋書きはあるのだろうか。
「テレ東なら、2作続けてハッピーエンドにはならないと思います。しかも『さらば――』では、戸籍上は無理なのに、実の兄妹を夫婦にしてしまう、だれもが想像しなかったオチ。今回も
コメント