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〝球界の反射材〟と言われる中日ドラゴンズ・立浪和義監督の評判が最悪だ。8月4日現在でリーグ最下位・借金21と、ファンからは公然と辞任が要求されている。
単純に監督として能力不足が目立つが、とりわけ酷いのが〝恐怖政治〟で独裁政権を敷いていることだという。
「染髪・ピアス・ヒゲの禁止で選手を締め付けるほか、アンガーマネジメントが全くできておらず、思い通りにいかないとすぐに怒りを爆発させる。6月にはベンチのゴミ箱を蹴り上げ、ファンからも批判が殺到しました」(スポーツ紙記者)
選手を好悪で干し上げる采配にも、〝独裁者〟の素質が如実に表れている。
「有望なのに不自然に起用されない選手はどのチームにもいるものだが、中日には極端に多い。加藤翔平はその1人で、ユーティリティープレイヤーながら、最終出場は6月18日の交流戦。
この不可解な起用は、加藤が立浪監督に直接物申したからではないかと言われている。加藤は熱い性格で、日ハムにトレードされた郡司裕也を目にかけていたので、放出や起用プランをめぐって衝突した可能性は高い」(同・記者)
好き嫌いで選手起用
〝被害者〟は加藤だけではない。
「最も割りを食ったのは堂上直倫では。現在、チームは貧打で内野の層も薄く打者不足ですが、若手起用という方針もあり、堂上はこの状況下でも1軍昇格すらされない。このまま出場ゼロで戦力外が既定路線と言われています。
7月26日、それまで7試合連続で4番を張っていた石川昂弥が、突如スタメン落ちして試合前練習にも姿を見せなかった。これは、立浪監督と衝突し、懲罰的に干されたのではないかと言われています。
ルーキーながら打率・OPSチーム3位の福永も、6月ごろに出場できないない謎の時期があった。これも、立浪監督が打率1割台の龍空を優先した、好き嫌いによる起用だと言われている」(球界関係者)
全てが上手く噛み合っておらず、まるで監督の才能に欠ける立浪監督。現役時代は人気があったが、なぜ指導者としては資質のなさを露呈させているのか。
「いい年して学生時代のやんちゃ気質が抜けないのが立浪監督。鬼の上下関係だった母校・PL学園の校風をいまだに引きずっていて、それが現代にそぐわない〝パワハラ支配〟だと全く気付いていません。
監督はチームの雰囲気作りも仕事のうち
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