画/彩賀ゆう (C)まいじつ
かつて「岡田健史」名義で活躍していた俳優・水上恒司が路線変更したようだ。現在放送中の月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)において、水上の演技力に驚く人が後を絶たない。
同ドラマは、夏の海を舞台に男女8人の恋愛群像劇を描いた王道ラブストーリー。主演の森七菜と間宮祥太朗を筆頭に、吉川愛や仁村紗和、神尾楓珠、萩原利久、白濱亜嵐など、今をときめく人気俳優が勢ぞろい。水上が演じるのは、ライフセーバー・早川宗佑で、仁村演じる小椋理沙に一目惚れする役どころだ。
2人が出会ったのは第1話のこと。それまで全く面識はなかったものの、海で溺れた理沙を助けたことで顔見知りになる。
宗佑はそれからずっと彼女を想い続けていたようで、第2話で偶然再会した時には「あの日からずっと考えてた。好きだ」「付き合おう」とためらいなく想いを伝えていた。
さらに7月24日に放送された第3話でも、宗佑の積極的なアプローチは続く。彼女の名前を知った際には「いい名前だな。理沙」と、さらりと名前を口にする。
初めて映画館で観た作品が理沙と同じだった時には「やっぱり運命だな、俺たち」とクサイ台詞を吐くのだった。
水上恒司の演技が不自然な理由は?
「視聴者からの評価はイマイチです。どの台詞も同じテンション、同じ抑揚のため、まるで海外映画の吹き替えでも聞いているような感覚になるのです」(ドラマライター)
水上といえば、「岡田健史」として、ドラマ『中学聖日記』(TBS系)で鮮烈なデビューを果たし、その後『MIU404』(TBS系)や大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)など、数多くのドラマ作品に出演してきた。
2021年には『望み』『ドクター・デスの遺産 -Black File-』『弥生、三月-君を愛した30年-』の3作品で「第44回日本アカデミー賞」新人俳優賞に輝き、昨年5月に公開された映画『死刑にいたる病』では、阿部サダヲとW主演を飾り、圧巻の演技力が高く評価されていた。
そんな水上が、なぜいまさら演技力を指摘されているのか…。
「水上は2022年8月に所属していた芸能事務所を退所し、本名の水上恒司に改名しました。本人はあくまで円満退所であることを強調していますが、その背景には少なからず事務所との不和が絡んでいたようです。
これまで事務所が求める俳優としてキャリアを重ねてきたのでしょ
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