小芝風花 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
7月17日から放送がスタートしたドラマ『転職の魔王様』(フジテレビ系)の評判が悪い。何がしたいのかわからないストーリーに、視聴者は困惑している。
新卒で入社した大手広告代理店をパワハラが原因で3年たらずで辞め、途方に暮れている未谷千晴(小芝風花)が主人公。〝魔王様〟の異名を持つ転職エージェントの敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐(成田凌)と出会い、キャリアアドバイザー見習いとして働くことになる。
「第1話は千晴がパワハラでつぶれた過去や、自分を押し殺して転職活動する様子などが描かれました。しかし、1話通してスカッと感がまるでなく、ずっと胸クソ悪かった。結局、転職もしなかったし、何がしたいのかサッパリわからないドラマでした。
実際の転職に役立つような情報があるかと思いきや、キャラはかなり非現実的で、アドバイス内容もありきたりのキレイごと。そもそも最終的に主人公は叔母が社長を務める会社にコネ入社。むしろ、転職活動をしている人を煽っているような内容でした」(ドラマライター)
誰にも刺さらない謎ドラマ
視聴者からも《月曜から見たい内容じゃない》《コネが1番と1話で完結したドラマ》などと酷評されている。
「TVerのお気に入り登録者数は、1話放送後からしばらく経っても30万人ちょっと。この数字は、今期プライム帯ドラマの中で最下位です。誰をターゲットにして、視聴者にどう思ってほしいのか意図が見えてこない作品なので、誰にも刺さっていないのでしょう。
月9の『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)はクソドラマと言われながらも、小中校生の女子にはそれなりに刺さっていて、しっかりとターゲット分析ができています。
『転職の魔王様』は本当にサッパリわからない。一応、原作小説の実写化なので、ストーリー的に破綻しないと思いますが、安牌を求めた末に民放最下位をとるような、最悪の結果になることが想像されます。昨期放送された芳根京子の『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)を彷彿させる無風ぶりです」(同・ライター)
ここからの巻き返しに期待だ。
Source: まいじつ2
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