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日本列島が物価高のインフレに見舞われる中、プロ野球界は〝貧打〟のデフレに陥っている。
今季のプロ野球はパ・リーグに投高打低の傾向が見られる一方、セ・リーグは岡本和真、宮﨑敏郎、西川龍馬、秋山翔吾など、好調を堅持する打者が複数揃っていた。
宮﨑に関しては右打者史上最高打率の更新すら視野に入っていたが、7月10日現在の打率は.362。
それでも依然として高いが、打率を落としてしまっている。また、リーグ全体を見ても、3割打者は宮﨑・岡本・西川の3人のみとなってしまった。
ホームランランキングに関しても、岡本が20本で独走するものの、2位は13本で3人が並んでいる。
パ・リーグのホームランランキングは万波中正と浅村栄斗が15本でトップと、前半戦が終わろうとしている中、未だに10本台に留まっている。
異常な打低にファンもモヤモヤ
「今季のセ・リーグは防御率1点台が3人もおり、パ・リーグは3割打者がオリックスの頓宮裕真、ソフトバンクの柳田悠岐の2人だけ。パ・リーグホームラン王に至っては、年間30本を割るペースであり、歴史的打低だった1995年、反発係数が基準値を超えていた2011~12年に匹敵するレベルです」(週刊誌記者)
この惨状に、野球ファンからは《打低ってほんまおもんないよな 防御率1点台が3人もおるのがおかしいわ》《外国人がやばすぎるわ OPS.700くらいあったら当たりの部類》《投手のレベルが上がったっていうけど、それなら去年や一昨年もその前も打低傾向じゃないと説明つかん》《普通にここ数年落ちてきてる》との声が上がっている。
得点不足が続く試合に、フラストレーションが溜まっているようだ。
「セ・リーグの打者はそれなりに打てていましたが、7月入って急ブレーキ。月間チーム打率を見ると、中日が2割6分でトップ、DeNAと阪神に至っては1割台に甘んじています。NPB全体の投手レベルが上がっていると言えばそれまでですが、ここまでだとボールを疑うレベル。しかし、今季はボールが変わったといった情報は聞きませんし、原因は謎のままです」(同)
WBCをきっかけに、何か変化でも起きてしまったのだろうか。
Source: まいじつ2
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