森七菜 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
俳優・森七菜と間宮祥太朗がW主演を務める新ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)が、7月10日より放送スタート。
今をときめく若手俳優を集結させたが、平均世帯視聴率は6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、フジテレビの月9枠としては19作ぶりの初回1ケタ発進となった。
同ドラマは、真夏の海を舞台に男女8人の恋の行方を描いた恋愛群像劇。主演である森と間宮の脇を固めるのは、ドラマに引っ張りだこの実力派俳優たち。
例えば、森の女友達役には俳優の吉川愛と、4月期のドラマ『わたしのお嫁くん』(フジテレビ系)で注目を集めた仁村紗和が起用されている。
一方、間宮演じるエリート男子の男友達役には、『GENERATIONS from EXILE TRIBE』のリーダー・白濱亜嵐と、6月までドラマ『月読くんの禁断お夜食』(テレビ朝日系)で主演を務めていた萩原利久が抜擢。
ほかにもヒロインの幼なじみ役として神尾楓珠、ライフセーバー役には水上恒司が起用されているのだが、豪華な顔ぶれに反して視聴率は振るわず…。いまいちな理由として、何が考えられるだろうか。
パッとしないキャストが最大の原因?
「海を舞台にした〝夏の月9〟といえば、多くの人が1997年に放送されたドラマ『ビーチボーイズ』(フジテレビ系)を思い浮かべるのではないでしょうか。
同ドラマも『真夏のシンデレラ』と同じく、よそ者の男性が海辺の町を訪れるところから始まる青春群像劇。キャストには反町隆史や竹野内豊、広末涼子などの豪華な顔ぶれが集結していました。
ほかにも、2013年の山下智久主演『SUMMER NUDE』が挙げられます。2作と比較すると、『真夏のシンデレラ』のキャスト陣はどこか弱い。
だからこそ初回放送の前に、多くの視聴者を取り逃がしてしまったのでしょう。
せめて山﨑賢人や吉沢亮、横浜流星クラスの人気俳優を起用していれば、視聴率がアップしたかもしれません」(ドラマライター)
ただ、視聴率アップの希望がまったくないわけではない。第1話の中で大反響を巻き起こしたのが、水上と仁村の〝キスシーン〟だった。
まるで映画のワンシーンのようなキスシーンは、多くの人を魅了。仁村は「わたしのお嫁くん」で、クセの強い後輩役を演じて爪痕を残したばかりだ。
絶好調な仁村の活躍によっては、視聴率が好転
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