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7月14日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で、スタジオジブリ映画『コクリコ坂から』が放送される。
『金ロー』公式ツイッターでは、本編にまつわる様々な裏話を解説している。その一部を紹介していこう。
まず、主人公・松崎海に関すること。周りのみんなから「メル」と呼ばれているが、これはフランス語で海を意味する〝ラ メール〟が由来だという。本作の舞台となっている横浜は、歴史的にフランスと関わりが強い。
また、物語のタイトルとなっている「コクリコ」もフランス語で、意味は「ひなげしの花」。コクリコ荘の庭には赤いひなげしの花が咲いている。
2000円で風間俊の写真を購入?
次は、海が毎朝掲げている旗の意味について。
「これは国際信号旗というものです。アルファベットを表す26枚、数字を表す10枚に加えて、代表旗3枚、回答旗1枚と全部で40枚の旗があり、海が揚げていたUとWの組み合わせには『ご安航を祈る』という意味があります。
本来は出港する船に掲げるものらしいのですが、海は10年前に出港して以来、帰ってこない父親のことを思って毎朝、旗を揚げ続けているのです。
それに対して、風間俊が揚げていたのは海の信号に対する返答旗。『わかりました』『感謝します』といった意味合いがあります」(アニメライター)
最後はこの時代の通貨の価値について。海の妹・松崎空が風間の写真を30円で購入したと言っているシーンがあったが、この時代はタクシーの初乗り料金が約100円程度。つまり、少なく見積もっても、1000円以上、下手したら2000円程度で写真を買っていたことになる。
こうした背景がわかると、作品の見方が少し変わってくるかもしれない。
Source: まいじつ2
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