森七菜 (C)まいじつ
7月10日から放送がスタートする月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)。その〝驚きのプラン〟が物議を醸している。
2018年1月の『海月姫』以来、実に5年ぶりとなる月9枠での恋愛ドラマ。森七菜&間宮祥太朗のダブル主演で、神尾楓珠、吉川愛、萩原利久、白濱亜嵐、仁村紗和、水上恒司ら実力派若手俳優陣が出演。
通常なら交わるはずのない、住む世界の異なる男女が真夏の海で運命的に出会い、複雑に交錯した感情や本音をぶつけ合いながら成長していくストーリーだ。
「設定だけ聞くと、まるで90年代のフジテレビのようなド直球恋愛ドラマ。最近は変化球が多かったので、ここらで一度、直球で勝負してみようという考えなのでしょう。
脚本は、昨年の『第34回ヤングシナリオ大賞』で大賞を受賞した市東さやか氏。まだ完全に新人のため、どうなるのかまったく読めないとして、ドラマファンから多くの注目が集まっています」(週刊誌記者)
そんな中、2日に行われた制作発表会見で、このドラマに関して驚きの事実が発表された。まだストーリーの結末は決まっておらず、役者の芝居や視聴者の反応によって物語が変わっていくという。
ストーリーが破綻してしまう可能性も…
「最近の恋愛ドラマは、いわゆる〝当て馬〟のほうが人気になるケースが多く、最終回でよく不満の声が上がっている。視聴者の反応を見ながら変えていけば、確かにそうした批判は避けられるでしょう。
しかし、当て馬が人気なのは、あくまで当て馬という哀愁が人気なのであって、そいつが本当に主人公やヒロインと結ばれた時にどうなってしまうのか…。
また、人気キャラだからといって、サブキャラの登場回数を無理やり増やすようなストーリーになる可能性もあるでしょうね。
週刊漫画のように長期連載している作品が読者の反応を考慮するのはわかりますが、わずか11話ほどしかないドラマでこのシステムを採用するのは、ストーリーの本筋がブレブレになってしまう恐れがあります。
ドラマファンが喜ぶ〝伏線回収!〟も難しくなりますし」(同・記者)
そもそもこれは、新人脚本家の初連ドラ作品。脚本に大きな負担をかけるやり方で、本当に良いのだろうか。
Source: まいじつ2
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