永山瑛太 (C)まいじつ
6月22日にドラマ『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)の最終回が放送された。吉野陽一(永山瑛太)が〝クズ男〟として描かれた同作だが、細かい演出と瑛太の演技力に視聴者が脱帽している。
同作は、2組の夫婦が抱えるセックスレスの悩みをめぐり、男女の関係性の変化を描くドラマ。陽一&みち(奈緒)夫婦は、陽一がみちとの〝営み〟を断っていたことが原因で亀裂が生じていた。
はじめは断られるみちにも原因があると思われていたが、ドラマが進むにつれて陽一のクズ男っぷりが浮き彫りになっていく。
瑛太の演技力と演出で陽一が嫌われ者に
「5月18日放送の第6話では、スマートフォンの演出が話題に。チラリと映った陽一のスマホ画面は大きなヒビが入っていました。この演出は〝ヒビが入ってもそのままにする〟陽一の性格を表すもので、妻・みちの扱いと同意義とも捉えられるでしょう」(ドラマライター)
また6月15日放送の第10話では、みちから離婚を切り出された陽一が、柿の種を食べるシーンが印象的に描かれていた。
「みちや新名誠(岩田剛典)&楓(田中みな実)夫婦が離婚問題に打ちひしがれるなか、陽一だけぼんやりと柿の種を食べていました。柿の種をボロボロこぼしながら口へ運び、結婚指輪は容器の蓋に置いていたのです。このシーンは陽一が〝周囲に気を配れない人〟という演出でしょう」(同・ライター)
瑛太の演技や作中の演出が巧みだったからこそ、陽一は嫌われキャラとして輝いていた。瑛太や制作陣は、してやったりとほくそ笑んでいるかもしれない。
Source: まいじつ2
コメント