奈緒 画/彩賀ゆう
今期の覇権ドラマ『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)には、4人の〝ヤバい大人〟が登場するのだが、誰が一番悪いのか、ネット上で議論が起こっている。
主人公・吉野みち(奈緒)は、結婚して5年になる夫・陽一(永山瑛太)と仲は良いが、セックスレス。みちの上司・新名誠(岩田剛典)も、妻・楓(田中みな実)とのセックスレスに悩んでいることから、2人はじょじょに心を通わせていく…。
5月25日放送の第7話で、一夜の不倫を打ち明けた陽一に、みちが激怒。家を出て、ホテル暮らしを始めた。しかしそんな中、みちは会社の後輩・北原華(武田玲奈)から、〝悪いのは陽一だけではない〟と諭される。
一方的に被害者と思い込んでいたみちはハッとして、自分も新名と不倫関係に陥っていたことを反省するのだった。
「陽一が一番悪い」「楓が一番嫌い」
「被害者アピールのみちへの説教は、視聴者もハッとさせたようです。そこで、いったい誰が一番悪いのかと議論になっています。
みちは一見すると確かに気弱で、被害者っぽく見えますが、言っていることの矛盾が激しい。感情論ばかりで、陽一をチクチクと追い込み続けていました。身体の関係はないものの、レス仲間の誠と心を通わせたことは、一夜の過ちを犯した陽一より罪深いとも。
また、2組の夫婦の中で唯一不倫をしていない、楓にも風当たりが強い。モラハラ同然で新名を長年追い込み続けていたので、新名が変わってしまうのも仕方ない」(週刊誌記者)
ネット上では《とりあえず、今んとこ陽一が一番悪い》《旦那はみちが一番ムカつくって言ってたな。私は陽ちゃんが1番ムカつく。男女によって見え方が違うのですね》《最初から楓が一番嫌い。 仕事仕事って夫のことほったらかしで…元は全部自分が悪い》《楓が一番可哀想…。みちみたいな女、嫌い》《どう考えても誠が一番かわいそう。楓にも、みちにも傷付けられてんじゃん》《陽ちゃんが一番悪いはずなのに一番悪くなく見える不思議》《楓が身勝手過ぎて気分が悪い》《理由や背景はどうあれ、不倫した人が一番悪い》など、面白いほどに評価が割れている。
この、全員悪くて全員悪くない絶妙さ加減が、視聴者を熱中させている要因なのだろう。
Source: まいじつ2
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