木村拓哉 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
木村拓哉主演のドラマ『風間公親−教場0−』(フジテレビ系)が、窮地に立たされている。ドラマは回を追うごとに視聴率が低下。存続が危ぶまれていたが、ついに裏番組にも惨敗する事態に…。いよいよ打ち切りが現実味を帯びてきたようだ。
ドラマは、2020年と2021年に新春SPドラマとして放送された『教場』の前日譚。木村演じる風間公親はなぜ警察学校の教官になったのか、刑事指導官時代にスポットを当てて描かれている。
初回放送では世帯平均視聴率は12.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)と、好成績を記録したものの、15日に放送された第6話は世帯平均8.3%にまで落ち込んだ。
また「教場0」の第6話は、同時間帯に放送されている他局の番組にも視聴率で惨敗。「教場0」が放送されている時間帯の裏番組は『しゃべくり007』(日本テレビ系)、『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日系)、『クレイジージャーニー』(TBS系)など。第6話が放送された15日は『しゃべくり』が世帯平均9.1%、『Qさま!!』が世帯平均8.3%を記録していた。
なぜ『教場0』は視聴者に避けられているのだろうか。
『教場0』が復活する望みは薄い?
「そもそもドラマの内容に対する評判もあまり良くはありません。たとえば第1話では〝殺されるかも〟と死を予期した被害者が、タクシー運転手に細かくルートを指示。GPSで地図上に犯人の名前を書くという、『名探偵コナン』もビックリなダイイングメッセージを残しました。
続く第2話でも、犯人がブロンズ像の一部を溶接で切り離してターゲットを撲殺。その後、また溶接して元通りにするというトンデモ工作を行っています。こうしたギャグ感のあるトリックがドラマの雰囲気ぶち壊しているほか、風間によるパワハラ・セクハラまがいの指導などが原因で、視聴者離れを加速させているようです」(ドラマライター)
さらに、ここから苦戦を強いられるという。
「第6話までは新人刑事・遠野章宏を演じる北村匠海が長セリフにも挑戦するなど、ファインプレーが続いていましたが、次回予告では元『乃木坂46』の白石麻衣が投入されることが明らかになっています。しかし、元アイドルということもあり、視聴者の期待値は低い。豪華キャストでカバーされるかもしれませんが、ドラマとしての山場は過
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