南海キャンディーズ 山里亮太 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
今年4月に鳴り物入りではじまった、日本テレビ系の情報番組『DayDay.』のテコ入れは目前だろう。スタート時は平均視聴率5%前後(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。朝9時からはじまる番組ということもあり、それほど視聴率は取りざたされなかったが…。
「開始から1カ月も経つと視聴率4%台、まれに3%台も出てきた。朝の情報番組は2%が危険水域。まだそこまでいきませんが、今後地盤沈下が続くと一気にスタッフ入れ替えがあるでしょう」(テレビライター)
とくに、コメンテーターがいまいちだと評判。女性誌でずいぶん前に人気だった知花くらら、ジャーナリストの石田健氏、『アンジャッシュ』児島一哉、果ては清原和博氏の元妻・亜希まで出演する始末だ。
「そのなかで、なんともいまいちなのが元『AKB48』武藤十夢です。元アイドルだからしゃべれるのかと思いきや、ヒナ段の右端にいて指されると『今日ほんと熱いですね』とか、まるで乗らないコメント。『だれ!?』という感じの視聴者も多いのでは?」(同・ライター)
〝武藤十夢(むとうとむ)〟は下から読んでも上から読んでも同じ名。それがウリ。成城大学修士卒で気象予報士の資格を持つが、『DayDay.』には予報士が2人出ていて出番なし。「リストラ候補1番手」ともいわれているようだ。
無難すぎて“売り物ナシ”の情報番組に…?
『DayDay.』の番組構成にも問題がある。元NHKの武田真一と『南海キャンディーズ』の山里亮太のダブルキャスター。その異色性で話題になったものの、ニュースでいくのか生活情報でいくのか、はたまたグルメでいくのか…。いまひとつ方向性は見えない。
「正直、コメンテーターの8割は専門性もないし、不要。もう少し考えて起用すべきだったでしょう。それに現場リポーターがいないのも難点。いまの朝番組は、リポーターが美味しい店、安いショップを発掘してくるコーナーが人気ですから。元NHKの武田で稼ごうという意識があるのかもしれませんが、無難すぎるでしょう。『売り物』がわからないし、視聴者がこぞって見るとは思えません」(日本テレビ関係者)
『DayDay.』のコンセプトは、なんでも入れ込む〝ごった煮番組〟なのか。
Source: まいじつ2
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