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「これ面白いでしょ?」的な作風のCMを我々に日々届けてくれている日清食品。内容がスベるだけならまだしも、失礼なネタが問題視されているようだ。
話題のCMは「カレーメシ」と「完全メシ」。「カレーメシ」は、ハリウッドザコシショウが登場し、最後にアニメ『ドラえもん』の旧声優・大山のぶ代風のナレーションで締めくくられている。
「完全メシ」では、ピン芸人のサンシャイン池崎と、なぞの中年女性が登場。「完全メシ」を紹介していくのだが、中年女性の声が大山のぶ代そっくり。そしてこの女性は、ドラえもん風の喋り方でナレーションするのだった。
「この中年女性は、地声が大山のぶ代そっくりと評判の一般女性・木村かよさんです。SNSで話題になったところ、バラエティー番組『月曜から夜更かし』(日本テレビ系)に出演して、一躍注目の的に。素人でありながら、ツイッターのフォロワー数が1万超えで、このたび、ついに顔出しでのCM出演を果たしました」(芸能記者)
ネット上ではこのCMに《夜ふかしの人だ。日清ってキャスティングも制作もいいとこ突くよね〜》《ついに実写で完全メシのCM出るようになって歓喜》《前から完全メシのCMに声では出演してたけど、ついに本人が映像で出演してて草》《日清のCMにドラえもん。本人じゃないけど、この声がやはり落ち着く》といった声が上がっているのだが…。
業界のタブーを破った?
「モノマネタレントには、〝声だけの仕事をしてはいけない〟という暗黙のルールがあります。声マネでナレーションなど声の仕事を受けると、本物が仕事をする機会を奪ってしまうからです。さらに声だけ聴いた人が、本物だと勘違いして、あらぬ誤解を招く可能性もある。
競合他社の仕事をしている、ブランドが傷つくような仕事など、問題になるケースは山ほどあります。
大山さんは2016年に芸能活動を事実上引退していますが、ご存命。今回のCMのせいで、〝活動を再開した〟など、実際に勘違いされはじめています」(週刊誌記者)
巨大企業には、ほかの模範となるような行動をしてほしいものだ。
Source: まいじつ2
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