(C)Jacob Lund / Shutterstock
4月2日に放送される大河ドラマ『どうする家康』(NHK)第13話から、歌舞伎役者の中村勘九郎演じる茶屋四郎次郎が登場する。
岡田准一演じる織田信長や阿部寛演じる武田信玄に比べ、あまり馴染みのないこのキャラクター。一体、歴史上で何を成し遂げた人物なのだろうか。
「茶屋四郎次郎は代々この名を名乗った呉服商で、朱印船貿易に従事。初代の茶屋四郎次郎清延は三河時代の家康の御用商人を務め、本能寺の変では家康にその報を伝えたと言われている。
二代目の清忠は家康が江戸幕府を開いた1603年に死去。勘九郎が演じるのは、初代茶屋四郎次郎の清延で、13話では家康との出会いが描かれます」(週刊誌記者)
勘九郎と大河ドラマといえば、2019年の『いだてん~東京オリムピック噺~』。第一部において日本人初のオリンピック選手・金栗四三を主演で演じた。
ネットで話題沸騰の共通点!「足速そう」
「金栗は史上初の駅伝・東海道五十三次駅伝競走や箱根駅伝を開催させた、陸上界のパイオニア。1920年のアントワープオリンピックではマラソンに出場し、16位と惨敗ながらも、当時の日本で一番俊敏な人物と言われていました」(同・記者)
このことからネット上では、《逃げ足が速そうな茶屋四郎次郎》《勘九郎さん、走るんですか!?》といった声が。
同じ勘九郎が演じるとあって、茶屋四郎次郎に金栗を重ね合わせ、俊足な呉服商だと感じる者が続出しているのだ。
「これは、殺人犯を演じた役者が別のドラマで善人を演じても、悪人のように見えてしまう現象と同じ。酷いパターンだと、役者個人の人格までも悪いと混同し、誹謗中傷コメントをする者まで出てきます。
2008年、元『関ジャニ∞』の錦戸亮は『ラスト・フレンズ』(フジテレビ系)で長澤まさみにDVを行う彼氏役を演じましたが、2010年の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)では、『街で男に後ろから掴まれて〝お前、まさみイジメんなよ〟と絡まれた』というエピソードを披露しています」(芸能記者)
設定もキャラも作品も全く別物だが、茶屋四郎次郎の足が速いという裏設定をファンサービスで盛り込むか?
Source: まいじつ2
コメント