『ワンパンマン』ラブコメ路線に! 俺TUEEE&ハーレム展開に賛否
『ワンパンマン』27巻(原作:ONE、漫画:村田雄介/集英社)
ここ最近、村田雄介版『ワンパンマン』の展開が“なろう系”に近づいているのではないか…という説が濃厚となっている。
3月23日に『となりのヤングジャンプ』で配信された最新話では、それを象徴するようなハーレムラブコメ展開が待ち受けていた。
※『ワンパンマン』最新話に触れています
サイタマが妹のフブキにふさわしい人間かどうか見極めるべく、テストと称した力比べを行っているタツマキ。第227話では、その壮大な戦いがひと段落するところまでが描かれている。
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規模が増していった2人のやりとりの終着点は…?そして明らかになる"過去"ーー。
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戦いはサイタマの実質的な勝利で幕を閉じたのだが、注目すべきはタツマキの心情描写だ。
タツマキは誰も頼ることのない生き方を選び、ただブラストだけを尊敬していたが、今回サイタマにその面影を重ね合わせる。
そしてサイタマから超能力を認められると頬を染め、どこかうれしそうな反応を見せるのだ。
また、サイタマから頭をポンポンと撫でられるシーンでも乙女な顔を披露。最終的には今後も“抜き打ちテスト”すると予告するなど、典型的なツンデレらしい態度をとっていた。
この一連の流れにファンも大興奮。《サイタマに懐くツンデレなタツマキがかわいすぎた…》《頭ぽんされた時の顔かわいい》《今回でハッキリとサイタマ大好きっ娘と化しているタツマキちゃん》と色めき立っている。
ラブコメ路線に違和感
タツマキに恋の予感を見いだせそうなエピソードとなったが、反発する読者もいるようで、《急にサイタマとフラグ立ってて違和感すごいわ》《村田とONEで描きたいものが違ってきてると思う》といった声も少なくない。
ここ最近の展開はONEによる原作版「ワンパンマン」から少々逸脱している。原作でもサイタマとタツマキのバトルは描かれていたものの、ラブコメめいた描写はほとんどなかった。
また、少し前に描かれた第223話では『To LOVEる-とらぶる-』の
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