大谷翔平 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
現在開催中の野球の世界大会・WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が、過去最高の〝大フィーバー〟に包まれている。
日本代表・侍ジャパンは3月9日の中国戦で初戦を迎えたが、中継の視聴率はなんと、驚異の世帯視聴率41.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録した。
歴代WBCでも、初代王者となった2006年決勝・キューバ戦の43.4%に次ぐ2位となり、いきなり注目度の高さを知らしめた。
この数字に、広告やマスコミ業界は驚きを隠しきれないという。
「いくら国民的ヒーローの大谷翔平が先発するからといって、これは優勝が懸かっているわけでもない、ただの大会初戦。しかも、ライバルの韓国、優勝候補のアメリカといった注目カードでもない中国戦です。
ただの初戦が初代優勝を決めた試合の次に高い数字を獲るなど、全く予想外の出来事。各業界でも『ここまでの注目があるとは思わなかった』と驚きが相次いでいます」(週刊誌記者)
視聴率60%越えは充分に現実的!?
この予想外の反響で、大会は早くも、歴代最高視聴率が視野に入っている。
「初戦でこの数字なのですから、もし決勝に進出した場合、視聴率50%越えは間違いない。決勝の日程は3月21日で祝日ですから、60%越えすら充分にありえるでしょう。そうなると、WBC中継歴代最高どころか、テレビ放送開始以来の好記録にもなります」(週刊誌記者)
実際に、過去の記録と比べてみると…。
「日本のテレビ放送歴代最高視聴率は、1963年の『第14回NHK紅白歌合戦』で、その数字は驚異の81.4%。さすがにここまでは厳しいでしょうが、2位の1964年東京オリンピック女子バレーは66.8%と、条件が揃えば到達不可能ではありません。
具体的には、決勝へ進出し、大谷が投げ、侍ジャパンが優勝を決めること。ここまでいけば、70%近い数字も期待できるでしょう。もし60%台で留まっても、第10位は第20回オリンピックミュンヘン大会の58.7%ですから、歴代トップ10に入ることになります」(同・記者)
野球中継史上どころか、テレビ放送開始以来の記録も懸かっている今大会。カギを握るのは、やはり大谷の二刀流だろう。
Source: まいじつ2
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