草彅剛 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
『新しい地図』草彅剛による〝次のドラマ〟に注目が集まっている。
現在出演中の主演ドラマ『罠の戦争』(カンテレ、フジテレビ系)は、2月27日に放送された第7話までの平均視聴率が8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。カンテレ制作なのに系列のフジでほぼ宣伝されない中、大健闘の数字と言えるだろう。
「残り回は終盤になるので、ここから盛り上がること確実。視聴率10%に乗ることもあり得ます。同ドラマは、大臣秘書の鷲津亨(草彅)が、歩道橋から自分の長男を衝き落とした犯人を突きとめるために大臣を失脚させ、自ら議員に当選。党の幹事長と対決して犯人を見つけようとするサスペンス調の政界ドラマ。草彅の演技には、各ドラマサイトも絶賛しています」(ドラマライター)
今季ドラマは『相棒21』(テレビ朝日系)が好調。第18話までの平均視聴率13.3%で独走している。
「新相棒に初代相棒の亀山薫(寺脇康文)を持ってきたのが良かった。ただ初回、第2回の内容がやや強引。亀山を再び相棒にするためとはいえ、視聴者の受け止めにも賛否両論があった。ここで躓いたことは確かで、それがなければもっと視聴率は上がったはず」(同・ライター)
ともあれ、数字的には『相棒21』に譲っても、草彅の評価が変わることはないようだ。
再開が見えない米倉涼子の『ドクターX』
「草彅は先ごろ、来年公開の映画『碁盤斬り』に主演することも決定。すでに各局7月期、10月期に向けた新ドラマの企画が進行しており、草彅の演技を見たTBSとテレビ朝日が積極的にキャスティングに動いているようです」(テレビ雑誌編集者)
特にテレビ朝日は、その方向性もハッキリしているようだ。
「再開が見えない米倉涼子の『ドクターX』シリーズの新バージョンを作りたいようです。『ドクターX』は常に視聴率15%以上を超え〝国民的ドラマ〟といわれるのに、いつ再開できるのかも分からない。そこで『ドクターX』の派生ドラマ(スピンオフ)として『ドクターK(野球由来。強打者を三振に打ち取る=草彅)』を作りたいらしいのです。草彅はクールで責任者の指示に従わないが、手術もこなす内科医。『ドクターX』は外科医ですから、被らないわけです」(同・編集者)
実際に『ドクターX』には『ドクターY』や『ドクターエッグス』など派生ドラマが複数作られて
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