鬼滅の刃 (C)image_vulture / Shutterstock
2月3日に公開されて以降、世界各地で人々を熱狂させている『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』。順調に観客動員数を伸ばしてきたのだが、公開3週目にして早くも映画ランキング首位から陥落してしまったようだ。
同映画はアニメ第2期「遊郭編」の第10話と11話、4月から放送される「刀鍛冶の里編」の第1話を先行上映したもの。中には〝テレビアニメ総集編〟と揶揄する人もいるが、『国内映画ランキング』(興行通信社)では公開から2週連続で1位に輝いていた。
ただ2月20日の「国内映画ランキング」では、1位の座をマーベル映画の「アントマン」シリーズ第3作目『アントマン&ワスプ:クアントマニア』に明け渡す形に。3週連続1位の記録はやぶられ、『鬼滅の刃』は2位に順位を落としている。
「今回のワールドツアー上映は公開3日間で観客動員813,422人、興行収入約11億5千万円を記録し、一時は『ドラゴンボール』の映画超えも囁かれていましたが、ここへ来てやや失速気味に…。
観客動員数は2月20日時点で1,874,000人にとどまり、全国2,000,000人限定で配布している『上映記念 節分ビジュアルカード』もいまだにさばけていないようです。やはりただの〝テレビアニメ総集編〟では、このあたりが限界なのでしょうか」(映画ライター)
ここから挽回するチャンスも?
公開3週目にして首位から陥落した「鬼滅の刃」に対し、世間の反応は実に冷ややか。ネット上では《理由は飽きられたから何も間違っていない》《今の鬼滅じゃ、特典つけても1日1万部もさばけないだろ》《鬼滅と100ワニは同じ臭いがするのは気のせい?》《特典もいまだに捌ききれてないとか悲惨だな…》《オワコンの刃さんは、速やかに劇場をお譲りいただいた方が良いと思います》といった声が寄せられていた。
とはいえ完全新作でないにもかかわらず、ここまでの記録を打ち出したのはむしろ大健闘ではないだろうか。首位から陥落したといっても順位が2位になっただけで、ランキング圏外になったわけでもない。
動員数を比較しても、「アントマン&ワスプ:クアントマニア」はオープニング3日間で24万7561人、「『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』は週末3日間で24万6000人だったため
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