佐藤健 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
2月17日、井上真央の主演ドラマ『100万回 言えばよかった』(TBS系)第6話が放送された。ドラマ視聴者からは好評だが、数字の面ではかなり苦戦している。
同作は、井上、佐藤健、松山ケンイチの実力派俳優の3人が連続ドラマ初共演。脚本家・安達奈緒子氏が書く完全オリジナルドラマだ。
前評判が高い作品だったが、初回の世帯平均視聴率は7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と低め。その後、ずっと7%台をキープしてはいるものの徐々に下がっており、第6話は7.0%となった。
「ラブストーリーとサスペンスを合わせているため、最近流行のドラマ考察もネット上では盛り上がり、犯人探しなどが話題になっています。
これは、同じ枠で放送されていた2021年の大ヒットドラマ『最愛』を彷彿とさせるような流れですが、どうにも『最愛』と比べると盛り上がりにかける」(芸能記者)
「ファンタジー要素高くなってきたな」
実際、『最愛』は8%代後半で推移し、最終回は10.9%と二桁に乗せて大成功。しかし、『100万回』にはまだ、それほど数字が上向く気配がない。
「幽霊と喋ることができる…という設定が、微妙に視聴者を遠ざけているようですね。物語自体は非常にシリアスなのですが、幽霊と喋ることができるというファンタジー設定のせいで、どうも緊張感にかけてしまう。
しかも後半になるにつれて、佐藤だけが幽霊だったはずが、他にも『インパルス』板倉俊之、菊地凛子までも幽霊として登場しています…」(同・記者)
ネット上では、この展開に《幽霊は増えすぎるとファンタジー色が強くなる》《幽霊じゃなく普通の人間のサスペンスミステリードラマやればよかったかもと思ってしまう》《サスペンスが好きだったのにファンタジー要素高くなってきたな…》《恋愛と事件とファンタジーがうまく絡んでる気がしなくて毎話「勿体ないな…」という印象になる》といった声があがっている。
ここが正念場となりそうだ。
Source: まいじつ2
コメント