米倉涼子 (C)Featureflash Photo Agency / Shutterstock
テレビ朝日系の国民的ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(米倉涼子主演)に、再び復活コールが起こっている。
『ドクターX』は第7期(2021年)までで終了。原作がイマイチで、米倉自身が乗り気でない問題などが表面化し、視聴率16.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と急落した。
「この数字が悪いかというと、同じ21年に放送されたフジテレビ開局60周年ドラマ、木村拓哉主演の『教場II』(前後編1月3日、4日放送とも約13.5%)よりはるかに高い。
木村ドラマは正月特番で莫大な宣伝費をかけましたが、『ドクターX』は普通の連続ドラマ。いかに支持されているのか分かります」(テレビ誌ライター)
『ドクターX』は、いわずとしれた医療ドラマだが、今クールのTBS系日曜劇場でも同ジャンルの『Get Ready!』が放送されている。
同ドラマは、多額の報酬と引き換えに手段を選ばず患者の命を救う、正体不明の闇医者チームが活躍。チームを率いるのは妻夫木聡が演じる天才執刀医、波佐間永介だ。
「今のところ視聴率は10%前後と健闘していますが、内容は不評。通常の病院で末期症状を伝えられた患者のもとに、闇医者チームがどこからともなく出現。『病気を治すことが可能だ』と手術交渉するのです。
でも、現れた闇チームは全員仮面のまま。法外な手術費を要求され、こんなワケの分からない闇医師に手術を頼む患者なんているはずがありません」(同・ライター)
傑作『ブラック・ジャック』がベース!?
原作がないオリジナル脚本で、医学者であり漫画家だった手塚治氏が描いた傑作『ブラック・ジャック』がベースではないかといわれているが…。
「『ブラック・ジャック』が法外な手術費を取るのは、病院も認める暗黙の無免許天才医師だったから。それに比べ『Get Ready!』は毒がない。
結局は正義感に燃え、手術をする。なのに仮面を被っているのが余計おかしいのです。正直、駄作です」(同)
それだけに、もう続編がないとされる米倉の『ドクターX』に期待が集まるのも当然だろう。
「大門(米倉)は日本の医大を卒業。海外の医師免許も取得。身分はフリー(非常勤)ですが、宿敵の東帝大学病院、蛭間院長(西田敏行)と対決し、大門が強引な手術で人命を救う。
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