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自身初のリミックスアルバムに付属する特典を巡り、炎上騒ぎにまで発展したアーティストの椎名林檎。騒動によって発売延期になっていたアルバム『百薬の長』が1月11日にリリースされたのだが、売り上げは爆死してしまったようだ。
オリコンが発表した1月10日付けのデイリーアルバムランキングによると、椎名のアルバムは、初登場第2位にランクイン。推定売上枚数は約5080枚で、第1位は4日にリリースされたジャニーズアイドル『SixTONES』のアルバム『声』だった。
「椎名が炎上した理由は、一部の特典のデザインが、ヘルプマークや赤十字マークと酷似していたため。販売元のユニバーサルミュージックは、デザインの改訂と発売延期を発表して謝罪しましたが、椎名からの謝罪は一切なく、不誠実な対応にファンですら不信感を募らせていました。
リミックスアルバムとはいえ、トップアーティストである椎名のアルバムが5000枚ほどしか売れない現実には驚きです。CD離れも原因の一つなのは間違いありませんが、あれだけ注目を集めたにも関わらず売り上げが振るわなかった理由は、やはり特典の騒動が尾を引いているのでしょう」(芸能ライター)
収録楽曲は好評なのに…
とはいえ、アルバムそのものの評価は高い模様。「百薬の長」は12組のアーティストとコラボしたリミックスアルバムで、全12曲が収録されている。
購入者の満足度も高く、ネット上には
《どの曲もカッコ良すぎる…!》
《今まで聴いてきたリミックスアルバムの中でトップ3に入る》
《椎名林檎のリミックスアルバムが良すぎてライブに行きたすぎる気持ちになった》
《カバーはなんか嫌、あくまで好きなのは林檎の声と歌い方なんだっていうオタクの痒いところに手が届く革新的味変アルバム》
といった絶賛の声が多く見受けられた。
「ヘルプマーク騒動の一件によって、ファン離れが加速したのも事実。彼女は以前から〝裏方に専念したい〟と話していたこともあり、今回の騒動をきっかけにこのまま表舞台から去るのではないかと囁かれていました。2022年は表舞台に立つことがほとんどありませんでしたし、裏方へ回る準備を着々と進めているのかもしれません」(同・ライター)
アルバムの評判が高いからこそ、炎上騒動が残念でならない。
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