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千葉ロッテマリーンズが12月27日、読売ジャイアンツを自由契約になっていたグレゴリー・ポランコ選手の獲得を発表した。
ポランコは今シーズン巨人に加入し、138試合出場で打率.240、24本、58打点を記録。岡本和真選手、丸佳浩選手に続き、中田翔選手と並んでチーム3位タイのホームランを放っていた。
「打撃で活躍したポランコですが、守備にかなりの難点があり、普通のライトフライを三塁打にするような拙守を連発。こうした不安に加え、2億5000万円という高額年俸もあり、1シーズンで自由契約となってしまいました」(野球ライター)
ロッテとしては、その打撃力がまだまだ使えると考えたようだ。
「ロッテのチーム本塁打王は16本の山口航輝と、全く長打が期待できない。ポランコのようなバッターは、補強ポイントに合っていると言えます。リーグは違えど、単純計算すれば24本はチームトップになる数字ですからね。不安の守備も、パならDH制度でカバー可能です」(同・ライター)
哀れすぎるロッテの野手事情と“再雇用”路線
ウィーラー、ウォーカーと並んで巨人時代に人気を博したポランコの獲得は、野球ファンの間で話題に。
《まあどこかパが取るとは思ってた》
《これはええ補強やろ 何で他のパリーグが獲らなかったのか謎》
《ハムやけど普通に怖いわ ロッテと最下位争いしたかったのに》
《守備が終わってるけど打てるならパ・リーグ行くのはええよな》
《MLB時代の指標やと対フォーシームが滅法弱かったしパじゃ余計に無理》
《ストレートスライダーフォークに弱いからSBオリの本格派投手陣はあんまり打てなそう》
など、賛否さまざまな反応が見られている。
「ロッテは慢性的にスラッガー不足に喘いでおり、長打力は常にリーグワーストレベル。ポランコのように、クビになるようなレベルの選手でも、活用できるのです」(野球評論ライター)
さらには、ロッテが旬の過ぎた助っ人を獲得する路線に戻ったという揶揄も…。
「ロッテはローズやグライシンガー、ゴンザレス、ブラゼル、スタンリッジなど、他球団を追われた外国人選手を獲得する傾向があります。しかし、旬を過ぎて劣化し、大して活躍せず終わるパターンばかりなので、他球団のファンからはネタにされていました。今回もまた、このパターンに終わるのではないか
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