『にじさんじ』が“ぺこーら”をネタに!?『ホロライブ』ファンの怒りで動画非公開へ
『にじさんじ』が“ぺこーら”をネタに!?『ホロライブ』ファンの怒りで動画非公開へ (C)PIXTA
『ホロライブ』の兎田ぺこらをめぐるネットミームとして、一部で有名だった「ぺこーらに、告白しようと思ってる」構文。これを『にじさんじ』のVTuberが真正面からネタにしたことで、ほうぼうからバッシングを浴びてしまったようだ。
「歌ってみた」投稿で大論争
今回の騒動を巻き起こしたのは、「にじさんじ」のグウェル・オス・ガール。有名な「ぺこーらコピペ」を楽曲化したものを、自らのチャンネルで「歌ってみた動画」として上げる…という企画によって、物議を醸した。
そのコピペは元々、ネット掲示板から生まれたもの。「ぺこーら」に告白することを決意した男性が、次の給料日にスパチャで想いを伝えることを「スレのみんな」に宣言した文章だ。
「ぺこーらは男の人と付き合ったことないから。びっくりするかもだけど。もう気持ちを伝えるのを我慢できないから」などと、文学性のある表現となっており、本気ではなく兎田ぺこらの“ガチ恋”ファンを皮肉ったものとも推測されている。
揶揄するような文脈で使用されることから、兎田ぺこらファンたちはポジティブな受け取り方をしておらず、アンタッチャブルな扱いだった。
そんな構文を、「にじさんじ」のVTuberが公にネタにしたことで、荒れてしまったというわけだ。
攻めすぎたグウェルの動画に対して、《悪い意味で正気じゃないし、こんなことを大手企業勢がやってるのが凄くガッカリした》《グウェルさん、これはよろしくないでしょ…ぺこらリスナーを馬鹿にしたのが元ネタなのに何で歌うんだよ》《変にリスナーいじって対立煽るのはダメだろ、しかも誹謗中傷対策で二社提携したばっかじゃん》といった意見が相次いでいた。
動画はすぐさま非公開に…
グウェルは歌ってみた動画を投稿するにあたって、「この曲に出会い、こうして歌えた事を心より嬉しく思います」と表明。また「本楽曲の歌詞に対して容認の意を示してくださっている」という表現で、兎田ぺこらに最大限の敬意を表していた。
ところがリスペクトの精神は、ファンたちには上手く伝わらなかったようだ。
動画は結局非公開になった上、理由はぼかされているものの、12月20日に予定されていた案件配信も中止になっている。
【お知らせ】
本日19:00〜不破湊チャンネルで配信
コメント