『呪術廻戦』九十九由基の術式がついに判明! 元ネタは伝説のゲーム?「青子さんすぎる」
『呪術廻戦』20巻(芥見下々/集英社)
11月28日発売の『週刊少年ジャンプ』52号に掲載された『呪術廻戦』で、4人目の特級術師・九十九由基の術式がとうとう判明。読者の間ではその驚くべき内容が話題を呼ぶと共に、とある元ネタの存在が浮上しているようだ。
※『呪術廻戦』最新話の内容に触れています
第205話『星と油』では、力尽きた脹相とバトンタッチする形で、九十九が羂索と相まみえることに。羂索はまずは小手調べとばかりに、あらゆる障害を取り除く力をもった特級呪霊を召喚する。
そこで九十九は術式「星の怒り(ボンバイエ)」を発動し、式神の凰輪(ガルダ)を使って特級呪霊を撃破。さらには自身の拳によって羂索を彼方まで殴り飛ばすのだった──。
毎度お馴染みとなった“術式の開示”によると、九十九は自分と凰輪に仮想の質量を付与できる能力とのこと。相手の術式対象に収まらないほどの質量を付与できるようで、さまざまな呪霊を操る羂索との相性は悪くないようだ。
これまで登場した特級術師は「無限」を操る者や「呪霊操術」の使い手など、ややからめ手な印象が強かったが、九十九はシンプルなパワータイプ。そのダイナミックな戦い方に、《力こそパワー系九十九さんカッコよ!》《ゴリゴリパワー系かっこ良すぎるな》《思ったよりゴリラで惚れ直した》と読者たちも興奮している。
魔法使いと吸血鬼のミックス?
また九十九に対して、『Fate』シリーズでお馴染みのゲームブランド『TYPE-MOON』を連想する人も。2000年に発売された同ブランドの名作『月姫』や『魔法使いの夜』に登場するヒロイン・蒼崎青子と、九十九がそっくりだというのだ。
「TYPE-MOON」ファンの間では、《思ってた以上に蒼崎青子だった》《やっぱり九十九は蒼崎青子だった》《九十九由基、やってること型月っつーか青子さんすぎるだろ!》といった声が飛び交っていた。
また性能面で、「月姫」の“アルク”ことアルクェイド・ブリュンスタッドを連想する人も多い模様。アルクは巨大な岩盤をボールのように扱う怪力をもつ吸血鬼の少女で、「空想具現化」という能力も「星の怒り」に似ているかもしれない。
古今東西のフィクションを元ネタとする「呪術廻戦」だが、九十九にまつわる考察はどこまで的を射ているのか。羂索戦の今後の展開が気になるところだ。
文=野木
写真=まいじつエンタ
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