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マツコ“性別の壁”で夢を断念?子どもの頃の憧れを告白「できないことを…」

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芸能情報
マツコ・デラックス 画/彩賀ゆう 
今や押しも押されもせぬ高所得者となったマツコ・デラックスが、10月28日放送の『マツコ&有吉 かりそめ天国 2時間SP』(テレビ朝日系)にレギュラー出演。カネでは決して叶うことのない夢があると明かし、金持ちならではの寂しさを語った。
有吉弘行が〝憧れの武器〟について熱弁すると、マツコは『スケバン刑事』や『必殺仕事人』を挙げ、派手で豪快な男性キャラの武器よりも、女性キャラが使う武器に惹かれると持論を展開。そもそも、こうした作品は女性キャラが好きなようで、「『007』とかさ、ボンドガールとかそっちに(興味が)いっちゃう」「『ゴルゴ13』と寝る女にも憧れる」と明かしていった。
中でも特に〝ボンドガール〟には強い憧れがあるようで、マツコは「ボンドガールはやりたかったな…やれるもんなら」とポロり。しかし、「そんなに何も見えていないわけでもないので、できないことくらいは分かってるんだけど…」と現実へと目を向け、「できないことをやりたいと思ってる一生よ」と寂しさをにじませる。
そもそも、子どもの頃の夢は飛行機の客室乗務員だったそうだが、「夢はスチュワーデスだったんだもん。中学くらいから分かるじゃない?『何言ってるんだろう、私』って」と、いつしか現実を受け入れたことも告白したのだった。
「叶うくらいの夢は『夢』とは言わない」
「そもそもオネエだけあって、マツコは幼少期から少女的な趣味を持っていました。『ガラスの仮面』や『別冊マーガレット』を読んでいたというのも、ファミコン全盛期にもかかわらず、ほとんどプレイしてこなかったと公言しているのもこの一部。〝女性〟への憧憬は強いわけで、ボンドガールに強く憧れるのも納得です」(芸能ライター)
マツコは最後に、「叶うくらいの夢は『夢』とは言わない。叶ったら終わり。ずっと夢であり続けましょう」と、バラエティー番組ながら儚い想いを口にするのだった。
「マツコは性表現が女性ですが、性自認は女性でないため、トランスジェンダーではない。しかし、この層は性転換しないことから、さまざまな界隈で〝半端者〟と見られてしまうこともあり、最もつらい状況に置かれていると言っていいでしょう。問題はさまざまありますが、ジェンダーフリーの昨今では男性CAも普通にいますし、一言で言えばマツコは生まれてくる時代が早すぎたのかもしれませんね。

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