土屋太鳳 山下智久 間宮祥太朗 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
2022年春期のドラマがそれぞれ佳境を迎え、その評価も固まりつつあるようだ。
「今期はとにかく、前評判が良かったドラマがコケまくるシーズンでしたね。綾瀬はるか&大泉洋の『元彼の遺言状』(フジテレビ系)、木村拓哉&満島ひかりの『未来への10カウント』(テレビ朝日系)、二宮和也&多部未華子の『マイファミリー』(TBS系)、高橋一生&柴咲コウの『インビジブル』(TBS系)は、ハッキリ言って全て期待ハズレ。多くのドラマファンをがっかりさせました」(芸能記者)
そんな中、期待されていなかったドラマが高評価を得ているという。
「まずは山下智久&福原遥の『正直不動産』(NHK)。NHKドラマということで放送前から大して話題にならず、放送後も割と無風な同作ですが、視聴者の支持は圧倒的。NHKらしい丁寧で堅実な作りと、原作漫画の〝お勉強要素〟もあるストーリー展開が見事にマッチ。回ごとにクオリティーのバラツキもなく、毎週視聴者をちゃんと満足させています。アベレージでは今期ナンバーワンと言えるでしょう」(同・記者)
『今日から俺は!!』はクサかったが…
そしてもう一つの伏兵が、間宮祥太朗&森川葵の『ナンバMG5』(フジテレビ系)だ。
「こちらの放送時間帯は、フジテレビが今期より新たにドラマ枠として開設した水曜22時。そのため、視聴率的には大苦戦しているものの、内容の評価では圧倒的。原作のヤンキー漫画を上手く実写に落とし込んでおり、2018年に大ヒットしたドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)のような鼻につくクサさや寒さがない。熱狂的なファンが多くいるようなので、映画化すれば興行収入20億円超えは目指せるでしょうね」(同)
そして最後は、土屋太鳳&松下洸平の『やんごとなき一族』(フジテレビ系)だ。
「視聴率が取れないフジテレビの木曜劇場枠で放送しているために数字的には爆死状態ですが、リアルタイムのネット実況の盛り上がりはかなりのもの。名家にまつわる〝誇張し過ぎた展開〟は、一昔前の昼ドラのようで、思わずツッコみたくなると評判。脇役の松本若菜がアドリブ入れまくりのやりたい放題で、大ブレークする予感を感じさせます」(同)
しかしトップ3のドラマは、いずれも漫画原作。次はオリジナルストーリーで、視聴者を沸かせてくれる作品に期待し
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