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今年7月期、女優・栗山千明主演で放送されたドラマ『晩酌の流儀』(テレビ東京系)の続編が企画されているという。
ドラマは不動産会社に勤める営業ウーマン・伊澤美幸(栗山)が、宅飲みをする姿を描写。美幸は同僚との付き合いを断り、ジムで汗を流すなどしてから自宅でキンキンに冷えたビールを飲み、料理を楽しむという内容だ。
「グルメドラマというと、テレビ東京の専門ですが、『晩酌――』は、店がからまないのが特徴。料理通の『ロバート』の馬場裕之が料理を監修。俳優としても出ています。美幸がスーパーで食材を吟味し、自宅で料理をするという設定。なかなか料理上手で、実際に栗山自身が作った料理をドラマでも使っていたという話です」(テレビ誌ライター)
料理のレパ-トリーも台湾料理、韓国料理、斬新な和食…など多彩。それらを自宅で作り、必ずビールを飲むという一風変わったグルメドラマだ。
「複数回見た視聴者なら気づくはずですが、いつも冷えた青い缶ビールを冷蔵庫から取り出し、グラスに注ぐ。その際には缶ビールの銘柄もハッキリ見えるのです。酒造メーカーS社が協賛に入っているのがモロ見え。ちょっと宣伝過ぎるのが気になるところでした」(同・ライター)
深夜1時近くの放送でも好評を博す
金曜日深夜の0時52分(ドラマ25)からの放送だったが、なかなかの好評。現在、BSテレ東の方でも再放送されている。
「局として松重豊主演の大ヒットドラマ『孤独のグルメ』の女性版を狙っているようです。同ドラマは貿易商の井之頭五郎(松重)が仕事先で空腹に耐えきれず、行き当たりばったりで店に入り2~3人前を食べるという内容。『晩酌――』も飲食店をからめて『晩酌――2』にしたいらしいのです」(同)
ところが、店とS社のビールを無理やりコラボさせるのはどっちつかずになり、ドラマの魅力が半減する可能性もあるという。
「店だけで勝負する『女性版・孤独のグルメ』にする案は、局内でも出ているようです。松重は身長188センチの大柄ながら超ヤセ型。でもバクバク食べるところに楽しさがある。栗山は身長162センチで同じく細身。不動産会社の営業ウーマンですから、仕事先で店に入っても設定上はおかしくありません。あとはS社をどのように協賛させるかがポイントのようです」(同)
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