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自由奔放で過激な発言により、たびたび批判を浴びているアメリカ出身のラッパーでプロデューサーの〝Ye〟ことカニエ・ウェスト。そんな彼のここ最近の言動が再び大きな物議を醸しており、海を越えて日本でも話題になっている。
10月9日、カニエは約2年ぶりに自身のツイッターを更新。ユダヤ人に対するヘイトスピーチを行い、ツイッターが直々に〝ルール違反〟としてアカウントを凍結した。また前日にもインスタグラムで〝反ユダヤ主義〟のような投稿を行い、こちらも一時的にアカウントが制限されることに。
実質的にSNSから追い出されたカニエは、現地時間17日ごろ、極右系のSNS『Parler(パーラー)』を買収。運営会社が合意発表し、2022年第4四半期中に取り引き完了予定だという。
「『パーラー』は、アメリカの保守派が利用するサービスとして有名。昨年1月には米連邦議会襲撃事件後の規則違反を受けて、『Google』や『Apple』はダウンロード規制をかけていました。10月21日時点で、共にアプリのダウンロードは再開されています」(ネットニュースライター)
またカニエといえば、パリのファッションウィークで『White Lives Matter(ホワイト・ライヴズ・マター)』とプリントされたTシャツを発表したことで非難を浴びたばかり。
さらに15日にポッドキャストで、『Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター)』運動のキッカケになった2020年のジョージ・フロイド事件の被害者に対し、死因は警官による暴力ではなく麻薬の過剰摂取だったと発言。こちらも大炎上し、フロイド氏の遺族は2億5千万ドル(約376億円)の損害賠償請求訴訟を起こすことを明らかにしている。
カニエの暴走は止まらず? 日本でも話題に
「カニエはこれらの行動が原因で、インタビュー番組『ザ・ショップ:アンインタラプテッド』への出演がキャンセルされました。ちなみに『パーラー』の買収に伴い、高級ブランド『バレンシアガ』は、公式サイトからカニエの関連コンテンツを全て削除しました。カニエは『バレンシアガ』に5億円以上も使ったと明かし、最近コレクションでトップを歩きました。『バレンシアガ』デザイナーのデムナとは『Yeezy Gap』やマーチャンダイジングを一緒に作る間
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