柿澤勇人 (C)まいじつ
10月1日に都内で『第76回 赤い羽根共同募金運動キックオフイベント』が開催。現在、NHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で源実朝役を務める俳優・柿澤勇人が登壇し、福祉活動における、自身の意識の変化について語った。
『赤い羽根共同募金運動』は、第二次大戦直後の1947年以来、76年にわたり地域の福祉活動として行われている。社会福祉法に基づく募金であり、「じぶんの町を良くするしくみ。」をテーマに、年間約5万件のボランティア活動や地域福祉活動(高齢者、障がい者、子ども、災害時支援など)を応援している。
今回のキックオフイベントは、来年3月末まで開催中の「赤い羽根共同募金運動」に基づいたもの。柿澤のほかに、元力士の高見盛精彦、共同募金の助成で活動している特定非営利活動法人『ピッコラーレ』代表理事の中島かおりさんなどが募金を呼びかけた。
柿澤勇人にも馴染み深いイベントに
黒いスーツ姿で登場した柿澤は、「幼い頃からなじみがあるイベント。子どもの頃は赤い羽根をつけてみたい気持ちからだったと思いますが、大人になってからは意識が変わりました」と語る。
また、大河ドラマの自身の役にあてはめ、「実朝は幼いながらも将軍になり、自分の意志で変えようと奮闘しますが、私もこのイベントを通して、一人ひとりの意識を変えたいと思っています」と意気込んだ。
高見盛は「相撲界を代表して、本日のイベントに参加しました。社会のために自分は何ができるかを日々考えています。お集りの皆様には共同募金へのご協力をお願いします」とコメント。
最期に、中島さんが「寄付を通じて、誰一人取り残さない社会をともに作る仲間になってほしいです」と述べ、イベントを締めくくった。
彼らの声が国民に届きますように。
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