アニメ『SPY×FAMILY』新OPが不評…BUMPが“家族モノ”に合わないワケ
『SPY×FAMILY』10巻(遠藤達哉/集英社)
大ヒットアニメ『SPY×FAMILY』の2クール目が、10月1日から放送スタート。しかし新OPとなった『BUMP OF CHICKEN』の『Souvenir』をめぐり、賛否両論の声が巻き起こっている。中には1クール目と比較し、「ヒゲダンの方がよかった」と主張する人も…。
楽曲がアニメに合っていない?
「SPY×FAMILY」はスパイの夫、殺し屋の妻、超能力者の娘による「仮初の家族」を描いたホームコメディ。分割2クールの作品として『Clover Works』によってアニメ化され、今年の春クールに放送された1クール目は、クオリティの高い作画や、笑って泣ける家族のストーリーによって高い評価を受けた。
そんな「SPY×FAMILY」の2クール目が放送されたのだが、アニメ本編は相変わらずの面白さで絶賛の声が。しかしOP曲として起用された「Souvenir」については、《何回見てもBUMPは合ってなくて微妙すぎて残念だ》《BUMPは嫌いじゃないけど、この曲は微妙すぎるだろ》《サビの盛り上がりが欠けてて絵と合ってない》《絵は気合入ってていいからもったいない》《ミックスナッツにもどして》といった厳しい声が寄せられていた。
良く言えば「スルメ曲」だけど…
「Souvenir」が“微妙”と言われている理由について、やはり大きいのは1クール目OPとの比較だろう。主題歌として書き下ろされた『Official髭男dism』の『ミックスナッツ』は、近年のアニメソングでも稀に見る大ヒットを記録していた。
曲調としてもサビに疾走感がある、“アニメのOPらしい”楽曲。楽器構成もギターやベースだけでなく、金管なども入った賑やかなもので、アニメソングが耳に馴染んだ層にとってもキャッチーな曲となっていた。
また「ピーナッツ」といった作品を想起させるワードを盛り込んでいたことも、アニメファンに喜ばれた要因だろう。そう考えると、新主題歌の「Souvenir」は“アニソン”としては少し難解な楽曲になってしまったのかもしれない。
さらにSNSなどでは、《やっぱり不倫メンバーがいるってことが頭にチラつく》という声も。「BUMP OF CHICKEN」は2020年にベーシストの直井由文が不倫騒動を報じられ、一時活動休止していた。「SPY×FAMILY」は“家族
コメント