アニメ『ONE PIECE』カン十郎の“幕引き”に感動…嫌われキャラがまさかの大絶賛
『ONE PIECE』103巻(尾田栄一郎/集英社)
10月2日に放送されたアニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)の第1035話『百獣蹂躙! 光月家の終焉!』では、「ワノ国編」で最も嫌われていたキャラクター・カン十郎の“幕引き”が描かれることに。原作を凌駕する演出が行われており、視聴者たちが手のひら返ししているようだ。
※アニメ『ONE PIECE』最新話の内容に触れています
「鬼ヶ島」各所で戦闘が繰り広げられる中、「赤鞘九人男」の錦えもんとお菊はモモの助と再会。すると彼らの元に、光月おでんに化けたカン十郎が現れるのだった。お菊はすぐさま正体を見破り、戦闘を仕掛けるのだが、おでんとの思い出が蘇り、反撃を受けてしまう。
致命傷を負ったお菊を見て、怒りに震える錦えもん。彼は剣を握り、かつての“友”だったカン十郎を強烈な一撃で仕留める。その顔には、滂沱の涙があふれていた…。
\ #ワノ国編 アニメ放送情報!/
アニメ『ONE PIECE』1035話「百獣蹂躙!光月家の終焉!」は10月2日(日)朝9:30より放送
バオファンから伝えられるルフィvsカイドウの決着!衝撃の報せに仲間達は…!?※地域により放送日時が異なります#ONEPIECE pic.twitter.com/rb951fDxyn
— ONE PIECE.com(ワンピース) (@OPcom_info) October 1, 2022
「赤鞘九人男」の裏切り者だったカン十郎が、ついに“幕引き”を迎えた今回のエピソード。原作では見開き2ページで終了した戦闘だったが、アニメ版ではさまざまな演出が追加されている。
錦えもんがカン十郎を切り裂いた後、まるで走馬灯のように、“2人の思い出”が流れていく。初めて出会った頃の出来事から、一緒におでんを囲んだ日のことなど、思わず目頭が熱くなるような回想シーンとなっていた。
裏切り者の目にも涙?
さらにカン十郎は力尽きる寸前、錦えもんに対して「俺の舞台の幕を引くならお前がいい。舞台上じゃ、親友…だったもんな…」と最後の一言を告げる。この時、歌舞伎の“舞台”が表れており、まさしくカン十郎の幕引きにふさわしいシチュエーションが描かれていた。
そしてカン十郎は、“親友”だった頃の自分と錦えもんを幻視しつつ、その姿に手を伸ばしながら、果てていく。原作では本心が分
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