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9月23日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)では、細田守監督の大ヒット映画『竜とそばかすの姫』を地上波初放送。内容が、「ネット民への偏見がすごい」とネット民がブチギレている。
幼い頃に母を亡くし、大好きだった歌を歌えなくなっていた主人公の女子高生・内藤鈴。しかしインターネット上の仮想世界「U」で作った分身の姿では、自然と歌うことができた。ある日、歌姫として世界中の人気者になった彼女の前に「竜」と呼ばれる謎の存在が現れる。そこから物語は、大きく動き出していくことに――。
「同作では確かに、醜い〝ネット民〟が多数登場しました。まず序盤に、主人公が仮想空間の中で歌ったシーン、ネット民たちは彼女のことを目立ちたがり屋だのなんだのと批判しました。さらに、ネット上で〝竜〟が暴れているシーンでも、ネット民の言葉のリンチに。さらにネット上の〝正義マン〟を具現化したようなキャラや展開が続き、これでもかとネット民の醜さが描かれました」(芸能記者)
「ネット民は性格悪いみたいな偏見ない?」
作中に出てくるネット民たちは、まさに〝民度が低い〟という言葉が当てはまるような者たち。現実ともそう変わらないように見えたが、ネット上では
《マジでネット民嫌いっていう細田の感情しかなかったから、マジで音楽とか凄かったのに台無しやった。憎しみだけでいいものは作れないぞ細田》
《監督の丁寧なネット民ぶっとばすぞと言う気持ちが強い》
《この世界におけるSNSの住民性格悪すぎない?w 監督ネット民は性格悪いみたいな偏見ない?》
《ネットへの偏見酷過ぎない???? いくらなんでもここまでゴミみたいな民度の方が珍しいやろ??》
《ネットでなんか嫌なことあったからネットの嫌な部分を映画にしたくて竜とそばかすの姫作ったのかな? マジでネットの悪いところばかり力入りすぎてる》
《監督のネット批判ぱねぇw》
といった声があがっている。
しかし最大の問題は、あれだけ酷いネット民を描きながら、最後に歌を聞いただけでコロッと改心してしまうような浅い展開だともいえるかもしれない。
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