『ONE PIECE』ルフィの母親がついに登場!? 読者騒然もその真相は…
『ONE PIECE』103巻(尾田栄一郎/集英社)
モンキー・D・ルフィは『ONE PIECE』の主人公でありながら、その出生についてはいまだ謎に包まれている。しかし8月22日に発売された『週刊少年ジャンプ』38号では、そんなルフィの“母親”に関する考察が白熱。さまざまな説が飛び交っていた。
「赤子を抱く謎の女性」が登場
現在「ジャンプ」では、映画『ONE PIECE FILM RED』と連動した尾田栄一郎による描き下ろし短編ストーリーが3号連続で掲載中。最新号に載った「風のゆくえ」では、ウタの同名楽曲が誕生した経緯が描かれた。
その内容は、幼少期のウタと「赤髪海賊団」の姿を描いたもの。シャンクスたちはウタがなかなか眠らないことに困り果てていたが、そこで赤ん坊を抱いた女性による子守歌が響いてくる。それに触発され、みんなで歌を歌うことで、ウタを寝かしつけようとしたのだ。
赤ん坊を抱いた女性は1コマしか登場せず、顔も定かではない。しかしシャンクスやウタとの関係から、赤ん坊だったルフィとその母親だとする説が浮上することに。ネット上では、《ルフィとその母親だと直感的に思った》《ルフィが音楽家を求めてたのって、ウタちゃんの影響ももちろんだけど、母親の子守唄が潜在的に身についてるからでは…》《時系列的にはあれがルフィと母親で辻褄が合ってしまうのが恐ろしい》といった声が続出している。
さらには、《ルフィの母親らしき人、ナミに似てるような気もする》と、壮大な出生の秘密について想像を膨らませる人まで現れていた。
ルフィの母親像は明かされていた
「謎の女性」の正体について、ファンたちは大いに盛り上がっているが、残念ながらルフィの母親説は間違いだろう。
時系列的に考えると、この頃のルフィはまだシャンクスたちに会っていない。シャンクスたちがフーシャ村に立ち寄ったのは、ルフィがある程度大きくなってからだ。このことは、8月14日に放送されたアニメ版でのルフィとウタの初対面の様子から考えても間違いない。
そもそも「風のゆくえ」のエピソードは、8月8日に発売された『ONE PIECE magazine Vol.15』に掲載された小説「ONE PIECE novel HEROINES episode:UTA『Where the wind goes.』」の題材ともなっている。そのなかで子守歌を
コメント