『呪術廻戦』の“BLEACH化”が加速!? 192話に「破面篇みたいになってる」
『呪術廻戦』19巻(芥見下々/集英社)
漫画『呪術廻戦』を代表するクズイケメンとして人気の禪院直哉。8月1日発売の『週刊少年ジャンプ』35号に掲載された第192話『桜島結界(2)』では、そんな彼がさらなる“変態”を遂げ、読者たちが大盛り上がりしている。
※『呪術廻戦』最新話の内容に触れています
巨大な芋虫のような呪霊と化してよみがえった直哉は、一目散に禪院真希を急襲。母親の話題を出して精神攻撃するが、間一髪のところで加茂憲紀が弓矢を放ち、直哉を引き離すことに成功する。
そして2人がかりの攻撃によって、芋虫の身体に致命傷を与えることに成功。そのまま仕留めたかと思いきや、空中で繭のようなものにくるまれ、「呪胎」をはじめる。すぐさま憲紀は「穿血」で繭を撃つのだが、直哉は新たなフォルムに進化していた──。
“見た目はイケメン、中身はクズ”でお馴染みだった直哉だが、呪霊としては芋虫の姿で登場。そして今回の第2形態では、触手のようなものをぶら下げた異形の人型となっている。
さらに、どこかサナギを思わせるフォルムであることから、ネット上では《おい直哉、あと何回変身を残してるんだ?》《最低でもあと1回は変身しそう》《たぶん次が完全体だろうな…》とも囁かれているようだ。
「BLEACH」への愛情が炸裂?
「呪術廻戦」は、なにかと別作品からのオマージュが多い作品。直哉の新フォルムに対しても、さまざまな元ネタが考察されている。
読者たちの反応を見てみると、『BLEACH』の虚(ホロウ)、『新世紀エヴァンゲリオン』の使徒・ゼルエル、『ポケットモンスター』シリーズに登場するデオキシス(ディフェンスフォルム)といった名前がよく挙がっているようだ。
とりわけ濃厚だと思われるのは、作者の芥見下々が幾度も愛情を打ち明けてきた「BLEACH」からのインスパイアだろう。“サナギ直哉”のデザインだけでなく、最近の展開も「BLEACH」を感じさせると言われており、《呪術がどんどんBLEACHの破面篇みたいになってる》《呪術廻戦の気配が消失してBLEACHが顕現した》と語り合うファンも少なくない。
奇しくも「BLEACH」に関しては、今年10月からTVアニメ「千年血戦篇」がスタートする予定。芥見も当然“師匠”の作品が見られることを喜んでいるはずなので、その熱い想いが直哉という形をとり、あふれだした可能性
コメント