シャンクスはやはり黒幕だった!?『ONE PIECE』1054話で発覚した“運命”とは…
『ONE PIECE』102巻(尾田栄一郎/集英社)
1カ月にわたって休載していた『ONE PIECE』が、7月25日発売の『週刊少年ジャンプ』34号より連載再開。第1054話『炎帝』では、いよいよ物語が最終章に突入し、さまざまな新情報が明かされている。中でも注目を集めたのが、赤髪のシャンクスの動向だ。
※『ワンピース』最新話の内容に触れています
「ワノ国」でルフィたちが宴に興じる一方で、海軍大将・緑牛と侍たちのバトルが勃発。そんな緊迫した空気のなかで、「赤髪海賊団」の船が近海までやってきていた。
シャンクスは新たな四皇となったルフィの手配書を見て、感慨にふけるのだが、そこから過去シーンへと突入。「CP9」が乗っている海軍の船から「悪魔の実」を奪取する描写や、ルフィと過ごした平穏な日々、そして近海の主に腕を食われる瞬間を振り返っていく。
しかし現在のシャンクスは、まだルフィに会うつもりはない模様。ラッキー・ルウたちのブーイングをよそに、「ひとつなぎの大秘宝」(ワンピース)を獲りに行くことを宣言するのだった…。
これまで一切物語に関わってこなかったシャンクスが、いよいよ動き始めそうな雰囲気。読者たちのボルテージも上がっているが、それとは裏腹に“黒幕説”も再燃しているようだ。ネット上では、《シャンクスはゴムゴムの実の真実を知ってたのか?》《ゴムゴムの実に関してはもう意図的だったと考えてもいいのかな》《ヒトヒトの実を世界政府の船から強奪して、ルフィに食べさせたのも全て計画…?》と疑う声が相次いでいる。
含みのある“笑み”の意味するところ
実際に今回のエピソードには、気がかりな部分が数多くある。まず「赤髪海賊団」は、かつて海軍の船から「ゴムゴムの実」もとい「ヒトヒトの実」幻獣種モデル“ニカ”を奪っていた。回想シーンをみるかぎり、その船には他に財宝がなかったそうなので、明らかに意図的な強奪だったと思われる。
そしてシャンクスが目にした手配書には、“ニカ”として覚醒したルフィの姿が映っているのだが、「これが………」と何やら意味深な反応を示していた。最初から「ニカ」の実であることを分かっていて、ルフィの成長を見守っていたように見えてしまう。
このタイミングで「ひとつなぎの大秘宝」を獲りに行くことを宣言したのも、何か意味があるはず。たとえば「ゴムゴムの実」の覚醒こそが「ひとつ
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