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愛知県名古屋市を拠点に活動しているラッパーの呂布カルマが『ACジャパン』のCMに出演。お婆さん相手に〝優しい〟ラップバトルを展開し、話題になっている。
公開された『寛容ラップ』は〝不寛容な時代~現代社会の公共マナーとは〟をテーマに、相手を尊重し認め合う大切さを伝える広告。
コンビニのレジで会計にもたつくお婆さんに、呂布が「誰も怒ってなんかない アンタのペースでいいんだ 何も気にすんな 自分らしく堂々と生きるんだ」とMCバトルを仕掛ける。
これにお婆さんが「迷惑かけてしまってるなって 焦ったらまさかの優しい発言 アタシも反省 見た目で判断 もう要らないわ色眼鏡なんか」とアンサーを返すストーリーだ。
呂布の厳ついキャラクターからは想像できないほっこりとしたバトルと、ノリノリの手話通訳士が話題になっている。
炎上発言から好感度を上げた呂布カルマ
いつもの尖った発言から一転、意外なギャップを見せた呂布に対し、ネット上では
《ACジャパンのCMに呂布カルマってだけでおもろいw》
《呂布カルマさんの事は詳しくは存じ上げないが、大御所と言っていいラッパーと考えるのだが。この人が出ていないとこのACの広告は全く違ったものになっていたに違いない》
《これめっちゃ好きだわ。ちょっとコントっぽいのが。ACのCMに出る呂布カルマに驚いたけど、お婆ちゃん役の方も流暢なラップが凄い! 互いを想いやる優しさにリスペクト》
《公共広告にラッパーを起用する時代になったという意味でも寛容な広告》
など、大きな評判になっている。また、今回のCMに対して
《ACジャパンのCMが溢れるカラクリを震災の時に知ったが、今回はauのCM枠が入れ代わってるのかな》
《auのCM枠がACジャパンに代わっていたので観る機会が多かったよね。丁度新しいCMになったばかりだったし》
《auのポカのお陰でACのいけてるCMが流れる。寛容な優しい世界》
《あー、ACジャパンのCMはau枠の穴埋めであんな多かったんか》
といった声も上がっていた。
ネット上では問題発言などでたびたび炎上している呂布。まだまだ世間一般の知名度は低いが、今回のCMでかなり名前が認知されたようだ。話題になったことに対して、呂布はツイッターへ《ACのCMで俺を知ってくれた人たちへ。有り難うございます》
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