ジャンプ“暗黒期”を救う存在? 新人向け賞レース『新世界漫画賞』傑作揃いの伝説回に
ジャンプ“暗黒期”を救う存在? 新人向け賞レース『新世界漫画賞』傑作揃いの伝説回に (C)PIXTA
新人発掘にも余念がないことで知られる『週刊少年ジャンプ』。数々の賞レースを打ち出しているが、その1つである『JUMP新世界漫画賞』が近年まれに見る大豊作となったようだ。果たして“暗黒期”を救う才能は現れたのだろうか…?
ジャンプに新たな才能誕生の予感!
「JUMP新世界漫画賞」は、2017年から始まった新人向けの賞レース。「ジャンプ」でピアノ漫画『PPPPPP』を連載中のマポロ3号を輩出するなど、新進気鋭の漫画家を発掘している。
賞のランクは上から「入選」「準入選」「佳作」と分かれており、最高位である入選の受賞者は60回以上開催された中でも1人だけという狭き門。佳作でさえ難しい賞だと言えるだろう。
そんな中、6月20日に発表された2022年4月期の「JUMP新世界漫画賞」では、6名もの作家が佳作を受賞。なんと過去1番の受賞者数を記録したという。
本日発売の少年ジャンプ29号にて4月期新世界漫画賞結果発表中!なんと最終候補8本のうち6本が佳作受賞!!という、前代未聞の傑作ぞろいの伝説回となりました。ファンタジーから日常の謎まで、バラエティに富んだ受賞作はジャンププラスにて全作品公開中です!https://t.co/Sg1nIUf1TD pic.twitter.com/f2iQmeX0SY
— 少年ジャンプ漫画賞 (@jump_mangasho) June 20, 2022
「少年ジャンプ漫画賞」公式ツイッターは、《前代未聞の傑作ぞろいの伝説回》として今回の受賞作品を絶賛。作品は「ジャンプ+」でも無料公開されており、大きな反響を呼んでいる。
「ジャンプ」を支える新時代の才能
選考作品の中でトップだった作品に贈られる「超新星賞」は、浦飼キイチの『シャッフル』が受賞。同作は、ルールでがんじがらめの進学校を舞台として、3年生の少年少女たちが奇妙な事件に巻き込まれるストーリーだ。
身近な設定からシュールな展開へとつながっていく群像劇で、巧みなストーリー構成が強み。SNS上では、《これはすごかった、どうしたらこんな作品描けるんだ》《超面白い。アニメでも実写映画でも演劇でも見たい》と好評を呼んでいる。
また、今期の最年少受賞者となったのが、18歳で『山の神の守
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