石田スイが『東京喰種』に回帰!? 最新作『超人X』でも幼馴染が…
石田スイが『東京喰種』に回帰!? 最新作『超人X』でも幼馴染が… (C)PIXTA
『となりのヤングジャンプ』で連載中の石田スイによる漫画『超人X』が、大きな盛り上がりを見せている。最近になって、代表作である『東京喰種トーキョーグール』を思わせるような展開が描かれるようになり、過去作からのファンが大興奮しているようだ。
※「超人X」最新話までの内容に触れています
同作は、平和な世界の裏に生きる「超人」と呼ばれる異能力者たちを描くバトル漫画。物語は、「超人」とトラブルを起こしてしまった主人公の黒原トキオが、自らも超人化する薬を使って、能力に目覚めるところから動き出す。
そんなストーリーにおいて、ここ最近スポットが当たっているのが、トキオの幼馴染みである東アヅマの存在だ。アヅマもトキオと同じタイミングで超人化の薬を使っていたが、今まで能力が開花せずにいた。しかし、第21話で瀕死の状態に陥ったことで覚醒。
アヅマは作中でまっとうな正義漢として描かれており、トキオにとっては幼少の頃からヒーローのような存在だった。しかし「超人」になった瞬間、大きな変貌を遂げ、敵味方を見境なく攻撃。そしてトキオに対しても殺意をむき出しにして、宣戦布告する…。
いつもカギとなる「幼馴染み」の関係性
石田スイ作品で、主人公と幼馴染みといえば、「東京喰種」の主人公・金木研と永近英良(ヒデ)の関係を思い出す人が多いのではないだろうか。2人は強固な絆で結ばれており、ヒデが金木を生かすために自分を食べさせるなど、たんなる友人の範疇を超えた関係性だった。
一方で「超人X」のトキオとアヅマも、お互いに巨大な感情を向けていることがうかがえる。アヅマはどうやら昔からトキオに何らかのコンプレックスを抱いており、超人化によって心の奥底にあったそれが解き放たれたようだ。そしてトキオもまた、子どものように無邪気で残酷な幻想をアヅマに押し付けており、深刻なすれ違いを生み出している。
幼馴染みの感情をめぐり、物語が加速し始めたことで、「超人X」に「東京喰種」の影を見出す人が増加。ネット上では、《超人X、石田スイがまた幼馴染クソデカ激重感情の性癖を爆発させていて安心した》《超人Xの最新話読みながら東京喰種、ジャックジャンヌと脈々と受け継がれるクソデカ感情幼なじみを味わっていた》《超人Xめっちゃ面白くなってきた》といった声
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