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『THE MANZAI』『M-1グランプリ』『キングオブコント』と数々の大会で決勝進出を果たしておきながら、未だ関西のローカルタレントで留まっているお笑いコンビ『アキナ』。燻り続けた2人が今年、いよいよ東京進出を果たす可能性があるようだ。
「実は『アキナ』は最近じわじわと、徐々に、少しずつではあるものの東京の仕事が増加中。5月3日と10日には2週にわたって『ラヴィット!』(TBS系)に出演し、12日には『アメトーーク!』、18日には『かまいガチ』(どちらもテレビ朝日系)に姿を現しています」(お笑いマニア)
それらの番組の内容だが、『ラヴィット!』は仲の良い『アインシュタイン』との旅、『アメトーーク!』は元相方『アインシュタイン』河井ゆずるとの出演、『かまいガチ』は同期『かまいたち』とのクイズなど、どれも芸人同士で切磋琢磨した企画もの。同業者からの評価が高いことがうかがえ、これが起用のしやすさに繋がっていることも感じ取ることができる。
厚く高くそびえ立つ“東京の壁”
では視聴者からの評価はどうかというと、
《かまいガチの山名おもろすぎる最高。アキナもっと東京の番組出てくれ》
《東京の番組でアキナ見れること少ないからありがたい》
《今日は吉本の関西芸人ゴリ押し回なのでハズレ アキナだのなんだのつまらない関西ノリを朝から見たくない 関東のちゃんと面白い芸人が見たいのに》
《めちゃくちゃ面白かったー アキナもっと東京で観たいー》
《アキナなんか苦手なんだよな~》
など賛否両論。このまま全国区となるか、相変わらず地方タレントで終わるか、ここが正念場というところだろう。
「実は2人、2020年の『M-1』時に東京進出を企てていました。当時、レギュラー番組の『せやねん!』(MBS)でMCのトミーズ雅は、『4月からは東京で住まなあかんからな』と大会後に売れるとのお世辞コメントを繰り出しました。これに秋山賢太は『そういう話もリアルにちゃんとしてます』『最初のうちはそう(単身赴任)なるでしょうね』と答え、東京進出の野望自体は持っているのです。しかし、蓋を開ければ、2008年の『ザ・パンチ』に並ぶ大スベリ。これでミソを付けなければ、今頃は東京に出ていたでしょう」(お笑い評論家)
果たして、2年越しの東京進出を叶えることは
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