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ピン芸人・やまもとまさみ…。この名前を覚えているのは、余程のお笑い好きくらいだろう。彼は2014年に『R-1グランプリ』で優勝したチャンピオンだが、その輝かしい功績は全くと言っていいほど無意味になっている。
5月17日、やまもとは『ポップUP!』(フジテレビ系)にゲスト出演。
久々に全国メディアに顔を出すと、人生のピークだった「R-1」優勝について、「大体、優勝者って優勝してバーンといくじゃないですか? ところが『R-1』優勝して、さざ波がさわーっと来た」と、優勝バブルはかなり限定的だったことを明かす。
その実態について、「結局、優勝したのが3月で、4月に花見もできたし、5月のゴールデンウィークも家族で過ごせたし、数少ない仕事もどんどん無くなっていきます」と、全く忙しくならなかったことを回顧。さらには「150連休くらいあった時があるんじゃないですか?」と、いかに暇だったかを振り返ったのだった。
優勝してもこの仕事量ということで限界を悟ったのか、現在は「家族を養うためです」とクレープ店のオーナーをしていると告白。だが当初は王者のプライドがあったそうで、「チャンピオンになっている訳ですから、チャンピオンがチャンピオン以外の仕事をしていいのか? 他の仕事をすることによって、過去のチャンピオンに失礼じゃないか? これから出てくるチャンピオンに夢を与えられないんじゃないかとか色々考えました。チャンピオンにならなきゃ良かったかな?とか」と優勝したことすら呪い始めたという。
優勝しても知名度すらない厳しい現実…
優勝者がその肩書を引っ提げて大ブレークするお笑い界において、全くその恩恵にあずかれなかったやまもと。何とも同情に値する話だが、ネット上には
《結局、フリートークやアドリブができないとテレビで使い道が無いから消えるってだけだろ》
《こういう○-1グランプリって優勝者ナシができないのがいけないと思うわ ある程度高レベルに達してないとダメとかにしないと質が落ちるだけだと思う》
《やっぱM-1以外は格がちょっと下がるよね》
《子供2人いる家庭養えるくらい売れてるクレープ店のオーナーとか、下手な芸人よりよっぽど勝ち組の人生送ってて草》
など、これが競争社会だとする厳しい声が続出。さらに多いのは、
《こんなやつ知らん もういらない
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