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山口県阿武町で給付金4630万円が誤送金された問題で、ミスをした新人職員が人事異動したのではないかと、ネット上で話題になっている。
阿武町の役場では、もともとベテラン女性職員が送金等の業務を担当していたが、その女性が総務部に異動。そのため、今年4月に採用されたばかりの新人が担当することになったようだ。
この新人が463世帯にそれぞれ10万円送金した上で、その合計額の4630万円を1世帯に振り込んでしまった。新人は振込先の住民リストが入ったフロッピーディスクと、町長の決済印が押された振込依頼書を銀行に渡したが、その依頼書に誤記載があったようだ。
そして今回、町が発表した職員の〝異動名簿〟がネット上に流出。ミスをした職員は今年4月に新規採用になった新人といわれているが、出納室から入職してたった18日で戸籍税務課へ異動になった人物がいることから、今回の事件と関連があるのではないかとウワサされている。
誤送金問題の一番の責任者は?
異動対象の人物はさておき、上司がきちんとチェックしていなかったことに、ネット上では依然として
《阿武町はこれまで同様のミスは起きたことがなかったとかいってるけど、ダブルチェックしない時点で対応終わってるわ》
《持ち逃げした犯人が一番悪いのは当然だけど、町はなんで誤送金したのかきちんと検証しないのかね。「新人がミスりました~」ってそれだけ?》
《阿武町の誤送金、責任があるとしたら貰った人でも入力をミスった新人職員でもなく、そのまま通した(決済に関わった)上役全員だよなぁ》
《そもそも銀行側も個人に対して4000万円も振り込むのおかしいな?と思わないかな。新人ばかり責めるのは酷でしょう》
などの厳しい指摘が寄せられている。
町では新人職員4人のインタビュー動画を役場のYouTubeで公開していたが、現在は削除されている。役場には正規と非正規を合わせて約100人の職員がいるが、今年の夏のボーナスはゼロになる可能性もあるという。
持ち逃げした犯人は「複数のネットカジノで全部使った」と説明しているというが、町の管理体制についても、今後も問題視されることだろう。
Source: まいじつ2
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