阿部寛 (C)まいじつ
4月8日から全国の劇場にて、阿部寛が主演を務める映画『とんび』の公開がはじまった。342館で公開されるなど大きな注目を集めていたが、滑り出しは思わしくないようだ。
「とんび」の原作は、小説家・重松清が執筆した同名小説。妻を事故で亡くした不器用な主人公・ヤスが、周りの力を借りながらも、男手一つで息子・アキラを育てていく姿が描かれている。
主人公のヤスを務めるのは、好感度抜群の俳優である阿部。そして息子のアキラには、若手俳優の北村匠海が抜擢されている。実力派俳優が共演するということで、かなり力を入れて宣伝されていたのだが…。
✨ヤスとアキラと由美、健介と美月の3世代の家族が勢揃い🦅
アキラは、同じ出版社に勤めるシングルマザーの由美と結婚、由美の連れ子である健介と、アキラと由美の間に授かった娘・美月の二人の子供たちに愛情を注ぎます。#映画とんび #阿部寛 #北村匠海 #麻生久美子 #杏https://t.co/eHXvRakH5g pic.twitter.com/zrM0FD3qdh
— 映画『とんび』 (@tonbi_movie) April 12, 2022
「4月9日から4月10日の『国内映画ランキング』(興行通信社調べ)で『とんび』は、初登場7位という期待外れな結果に。同日に166館の中規模公開された『チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』よりも下位で、爆死しています」(芸能ライター)
満足度は十分! 結果が振るわなかったのはナゼ
しかし、劇場に足を運んだ人からは、
《重松清らしい人情模様が映画全体に表れているので、子どもから大人まで楽しめる作品に仕上がっている。不器用な大人の優しい「嘘」にも注目してほしい、今の時代に見たい作品だった》
《少年時代の子役の演技もよいが、彼を支える人たちの演技も素晴らしい》
《昭和の時代の不器用な男の生き様が見事に描かれた良作で、心の疲れが取れるような作品でした》
など、絶賛の声が続出。ランキングの順位とは裏腹に、かなり高い評価を得ている。
「同作がいまいち注目を集めていないのは、過去にドラマが放送されていたからかもしれません。キャストこそ変わっていますが、話の大筋は同じですからね…。配給の『KADOKAWA』は、今回の『とんび』のように、過去に実写化され
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