『ONE PIECE』のラスボスは誰!?“太陽と対比”で浮かび上がる2人の名前
『ONE PIECE』101巻(尾田栄一郎/集英社)
いよいよ「全伏線、回収開始」が現実味を帯びてきた尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』。『週刊少年ジャンプ』本誌では毎話のようにさまざまな新事実が明かされ、考察が盛り上がっている。とくに注目を集めているのが、同作の“ラスボス”をめぐる議論だ。
※『ワンピース』最新話までのネタバレを含みます
現在ラスボス候補として名前が挙がっているうちの1人が、“黒ひげ”マーシャル・D・ティーチだ。
黒ひげが率いる「黒ひげ海賊団」は、ルフィ率いる「麦わら海賊団」と対比されていることが印象的。「黒ひげ海賊団」は初登場した際、たった5人でドラム王国を滅ぼしたと語られている。そしてこの当時、「麦わら海賊団」はチョッパーの加入前だったので、同じく5人だった。
また、現在の黒ひげは10人の巨漢船長を率いているが、ルフィの仲間は9人。もし「ワノ国」で誰かを仲間に加えれば、またしても人数が並ぶことになる。
それ以外にも黒ひげとルフィは、さまざまな場面で対として描かれてきた。さらに「ジャンプ」17号に掲載された第1044話『解放の戦士』では、彼らの食べた「悪魔の実」が対照的だったことも明らかに。
これまでルフィは「ゴムゴムの実」の能力者と思われていたが、実は「ヒトヒトの実」幻獣種モデル“ニカ”だということが判明。このニカの別名は、“太陽の神”。つまり「ヤミヤミの実」の“闇”と正反対の属性だと言える。
また、ティーチは441話『バナロ島の決闘』で「太陽か!! 闇か!! 勝者は一人だ!!!」と発言している。このセリフは、バナロ島で対峙したエースに向けてのセリフだが、ルフィが“太陽の神”だとしたら、受け取る意味合いが変わってくるだろう。
この先、黒ひげがラスボスとして立ちはだかり、闇と太陽の戦いが描かれるのかもしれない。
イム様の恐るべき正体とは…
ルフィが「太陽の神」の能力者と判明したことで、ラスボス候補と囁かれるようになったもう1人の存在。それが謎の存在・イムだ。
イムは「世界会議(レヴェリー)編」で突如登場。世界政府の頂点を象徴する「虚の玉座」に座り、天竜人のトップであるはずの五老星たちを平伏させた。世界政府を影で牛耳っているため、自由を守るルフィと対峙することは想像にかたくない。
それだけでなく、イムの名前の元ネタについては古代エジプトの
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