『ONE PIECE』“火ノ傷の男”は何者か…第49話に伏線が隠されていた?
『ONE PIECE』103巻(尾田栄一郎/集英社)
「百獣海賊団」との死闘が終わり、いよいよ最終章に突入した大人気漫画『ONE PIECE』。これまでの伏線が次々と回収されているところだが、そこにまったく新しい考察材料が投下された。“火ノ傷”の男なる存在が、物語に関わってくるというのだ。
※『ワンピース』最新話の内容に触れています
注目を浴びたのは、8月8日発売の『週刊少年ジャンプ』36・37合併号に掲載された第1056話『CROSS GUILD』の内容。ワノ国から出航しようとするユースタス・キッドたちが、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめぐって意味深な会話を繰り広げていた。
キッドは「ひとつなぎの大秘宝」の争奪戦に参加するには、“火ノ傷”の男を探す必要があるといったセリフを呟く。その言葉はルフィやロビンにはピンとこなかったようだが、トラファルガー・ローはなにやら心当たりがあるのか、険しい表情を浮かべながら黙りこくっていた…。
ここにきて新たに存在を仄めかされた謎の人物だが、まだ詳細はほとんど明かされていない。しかし今後の物語に大きく関わってきそうな気配があることから、読者の間ではさっそく考察合戦が繰り広げられている。
そこでまず浮上したのが、「火ノ傷の男」を「ドンキホーテ・ロシナンテ」(コラソン)だとする説だ。コラソンはタバコの火で自分のコートを燃やすドジな性格なので、ヤケド痕があちこちにあってもおかしくはない。彼はローにとってとても縁の深い人物なので、キッドの話を聞いた際に顔つきが変わっていたことにも納得がいく。
イーストブルー最強の男も候補に!
コラソンはドンキホーテ・ドフラミンゴに始末され、すでに死亡したと思われているが、実は生存説が以前から囁かれていた。第49話『嵐』において、海上レストラン・バラティエのコックたちが“真っ赤な目の男”が来たことがある、「体に引火して爆発したどっかのバカ」という話をしていたからだ。
実はコラソンは「ONE PIECE」のアニメ版で、瞳が赤く描かれたほぼ唯一の人物。もしこの人物がコラソンだとすれば、時系列的には確かに生きていたことになる。
また、それ以外の説も次々と浮上しており、元海軍大将の「青キジ」クザンや生存が明らかになった革命軍・サボの名前を挙げる人も少なくない。クザンは海軍元帥・赤犬につけられた大きな傷が
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